【ブルーロック】悪女だった私は今＿＿。 (ページ20)

今日:6 hit、昨日:357 hit、合計:46,719 hit

第18話ページ20

「Aちゃん、あの子大丈夫だって。」
「そっか。早とちりしちゃった。」
「ねぇ、A！Aまた、俺のスーパープレー見てくれるよね！！」

私と姫花ちゃんが話していると唐突に廻に話しかけられる。
私に話しかけてきてくれた時の顔はとても嬉しそうで、小さい頃から何も変わらないような純粋無垢な笑顔だった。

「もちろん！廻のスーパープレー楽しみにしてるよ！」
「俺もAにまた見せれるの楽しみにしてる！！」

私と廻はそれぞれニッと笑って見せた。
私たちが思い出話に花を咲かせようとすると、耳元についているインカムがザザザっと音を鳴らす。

なんだ、と思うとすぐに声が聞こえる。
その声は、絵心さんのもので。

『あ、あー。Aちゃん、姫花、話してないでそろそろ戻ってきてねー。時間かけ過ぎー。』

と言う業務連絡だった。
「姫花ちゃん、行こっか。廻、またね。」

「うn「えー！もう行っちゃうの…？？」

姫花ちゃんが答えるのに被せるように廻は悲しそうな顔をしてそう言う。
「ごめんね、呼ばれてるから。」

「でもでも！！まだ、来てちょっとしか経ってないよ？」
廻は、納得してないのか多少の駄々をこねる。
どう説得しようかな、と悩んでいると隣にいた姫花ちゃんが廻に向かって口を開く。

「そんな悲しそうな顔しないで？ここにいる間はAちゃんにいつでも会えるから！今はもう行かなきゃいけないけど…。」

それを聞いた廻は目を輝かせる。

「A本当！？じゃあ、明日も明後日もいつでもスーパープレー見てくれるの！！」
「うん、時間が合えばね。だから、今は一旦バイバイね。」
「約束だからねー！」
廻は納得した様子で手を振る。
それを見た私たち2人は部屋を後にし、絵心さんがいる部屋へと向かった。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
説明捕捉させてください💦
水無瀬Aのようしはそこまで指定してないのですが、髪の長さだけボブ以上でお願いします🙇
今後の物語的にボブ以上じゃないと「ん？」と思う展開が出てくる可能性があります！！
それでは今後ともこの物語をお楽しみください！