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少し会話して、途切れて。
また少し話が生まれて、終わって。
暫く沈黙が流れる。
今、お前は何を考えてる？
俺は、お前のことしか考えられてないけど。
お前のことで埋め尽くされてしゃーないんやけど。
この関係、壊したら怒る、？
「中谷な───
『なぁ、』
え、ごめんなんて…、？」
『は、中谷………？』
中谷、、？なんで、なんで、。
なんで今アイツの名前が出てくるん？
どういうこと？なんでなん？
もしかして、中谷のこと、………
Aside
「中谷な───
『なぁ、』
え、ごめんなんて…、？」
びっくりした。
ドライブデートで思い出して。
中谷なら、ここでキスしたいとか言ってしてくれたりするんかなって。
でも、同時に話し出してしまったみたいで慌てて聞く耳を傾ける。
『絶対、俺にしといた方がいい。』
「……っえ、？」
『絶対、絶対、俺にするべきやと思う。俺が、絶対お前を幸せに出来ると思う…いや、出来る！！出来るから！！！』
「ちょ、さ、阪、本、…？」
意味のわからないことを言い出したと思えば迫真の表情でこちらを見つめて大声を出す彼。
「ご、こめん、ちょっと意味がわからんくて、」
『……中谷が好きなんやろ？でも、俺は、俺の方がお前を幸せにする自信しか無い。』
中谷が、好き………？私が、……？？
いやいやいや………、、
「無い無い無い無い！！！無い！！！中谷！？無い、！！！」
阪本side
「無い無い無い無い！！！無い！！！中谷！？無い、！！！」
は、？何どゆこと、急に何、は、？
『は………、？ A、？』
「中谷とか無いやろ、え？？？」
中谷とか無い、？？
『はぁ、？？？いやだって、今、いやあのさっき、なんか「中谷」って言ったやん、やから俺、あの、中谷のこと好きって言われるんかなって、』
「…………早とちりにも程あるやろ。いや、その中谷なら、ここでキスしたいとか言ってしてくれたりするんかなって言いたかっただけ、やねんけど、その………」
は、？もしかして勘違いしたってこと、？？
「でも、阪本やったら、確かに私のこと幸せにしてくれそう、よな。」
『え、いやあの、ちが、』
「え？違うん？幸せにしてくれへんの、？」
『いや、する！！！絶対する！！！するけど、、』
「けど、、？」
『……していいの、？俺なんか、で、』
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作者名：かどき | 作成日時：2024年1月22日 18時
