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彼女の顔 ページ49

臣「はぁ…」

さっきから、涼太が言った言葉が頭から離れない…

涼「“A姉はずっと、臣さんのことが好きです”」

そんなはずはない…頭ではそうわかっているはずなのに考えずにはいられない…

もし、たとえそれが本当だったとして…

それは嬉しかったとか今更とかそういう気持ちではない…

真っ先に出てくるのは“罪悪感”だ…



俺はAに何を言ったんだ…そして今まで、Aは俺の話をどんな顔をして聞いていたんだろう…

どんな心境で聞いていた…?

記憶を遡ろうとしても、結局は思い出せるはずもなく…時間だけが過ぎてゆく…

臣「結局、俺は捨てるべきなのかな…」

考えれば考えるほど、余計に分からなくなってしまった…

自分がすべき答えも、Aの気持ちも…

(コンコン)

一人悩んでいると、ドアをノックする音が聞こえた…

NT「臣、いる?」

その声はNAOTOさんだった…

臣「何ですか…」

NT「部屋、入ってもいい…?」

臣「…どうぞ」

「ガチャッ」という音とともにゆっくりと入ってきた…

NT「失礼します…」

臣「…」

NT「さ、探したんだぞ!」

臣「何しに来たんですか…」

NT「あれ、さっきのスルー?冷たいなぁー」

臣「話をはぐらかそうとしないでください」

NT 「…。率直に言う、一緒に来てほしいところがあるんだ」

臣「…」
 
NT「無理に連れていきたいわけじゃないけど、少しでも力になれたらって思って…」

臣「それはAの為ですか…?」

NT「違う」

臣「…」

NT「俺がとよかく言う筋合いはないだろうけど…少しでも、臣にとって良い方向に進む手がかりになれればって思って」

臣「…」

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Shiyu(さや)(プロフ) - あきさん» ご指摘ありがとうございます(゜゜;)さっそく、直しますねφ(..) (2017年7月5日 15時) (レス) id: 4b77ad2e37 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 形見話さず→肌身離さず? (2017年7月5日 9時) (レス) id: 5c9c9bdbfb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shiyu | 作成日時:2017年6月30日 17時

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