褪めた眼差し ページ36
(ガチャッ)
臣「…」
あ「広臣…」
臣「(そのまま、カバンだけ取って出ていこうとする)」
あ「広…ッ」
臣「今さら何?」
あ「…ッ」
臣「選んだのはAだろ…。今更、優しくすんな…」
あ「ご、ごめん…ッ」
臣「その被害者ぶるのもやめたら?ウザい」
あ「…ッ(泣そうになる)」
臣さんがAを見る目は酷く冷たく、睨んでいた…あの優しくAと接していた臣さんとは別人のようで…
睨まれることに慣れてるはずのAだって、臣さんに睨まれる度に堪えてるようでいつも泣きそうになる…
NT「(ギュッ)」
あ「(泣)」
臣「…」
今「臣、Aを苦しめるのは止めてあげて…」
臣「はぁ?何言ってるだよ。こっちだって、苦しんだんだけど」
NK「そうかもしれないけど…」
臣「こっちはやっと、こいつ押しつけることが出来たと思ったのにさ…もう、うんざりなんだよ」
健「このままじゃ、Aは死ぬかもしれんのやで!!」
臣「へぇー。で?」
E「「で?」って…」
臣「たとえ、そうなったとしても俺には関係ないことだろ…」
岩「…ッ!!関係ないわけないだろ!!」
あ「…ッ!!」
俺はとっさに臣さんを怒鳴ってしまった…
今まではムカついてても、冷静でいなきゃって思ってた…けど、さすがに我慢の限界だ…
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Shiyu(さや)(プロフ) - あきさん» ご指摘ありがとうございます(゜゜;)さっそく、直しますねφ(..) (2017年7月5日 15時) (レス) id: 4b77ad2e37 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 形見話さず→肌身離さず? (2017年7月5日 9時) (レス) id: 5c9c9bdbfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiyu | 作成日時:2017年6月30日 17時