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言葉の刃 ページ32

臣「…ッ」

あ「…ッ!!」

今、あたし…ッ

臣「…」

関係ないわけない…なのに…

どうしよう…

あ「広臣…ッ」

臣「そうかよ…」

あ「…ッ」

臣「まあ、関係ないだろうな…Aが誰かのことをどう思おうが…」

あ「違う…ッ」

臣「俺がどうこう言おうが、結局はAの自由だし…」

あ「広…ッ」

臣「壊れるぐらい愛したって、お前には届かない…」

あ「待って…ッ」

お願いだから、気づいてくれ…

臣「…こんなんことならさ、Aのことなんて愛さなければよかった」

あ「…ッ!!」

臣「それじゃあ…」

そう言って、あたしに背を向け歩き始めた…

このままじゃ、広臣は行ってしまう…

あ「待って、広臣!!」

必死に腕をつかんだ…

(バシッ)

けれど、その手は振り払われてしまい…

臣「触んな…」

あ「広臣…ッ」

そう言った、広臣の顔は怒りと軽蔑を表しているようでとても冷たく睨んでいた…

あたしは少しずつ、遠ざかっていくその背中をただ見てることしか出来なかった…

あたしは彼を傷つけた…一番愛してる人を…

それからしばらくして、タクシーは来たが、タクシーの中でも、そのことが頭から離れなかった…

なんで、こんなことになってしまった…

あたしが「関係ない」って言ったから…?

広臣の言ったことに否定したから…?

“広臣よりもメンバーを選んだから…?”

わかってる、どれだけ悩んだって広臣を傷つけてしまったことには変わりはない…だけど…ッ

強がりの笑顔→←メンバー



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Shiyu(さや)(プロフ) - あきさん» ご指摘ありがとうございます(゜゜;)さっそく、直しますねφ(..) (2017年7月5日 15時) (レス) id: 4b77ad2e37 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 形見話さず→肌身離さず? (2017年7月5日 9時) (レス) id: 5c9c9bdbfb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shiyu | 作成日時:2017年6月30日 17時

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