pride＊10

その頃、メンバーは… ページ17

NK｢…そんなことが…｣

今｢Aにとっても、臣は大切な存在です…たとえ、写真ひとつにしても｣

NT｢俺はAから聞いてたけど…｣

E｢好きな人に嫌われるって思うと辛いもんね…｣

岩｢…｣

健｢でも、それって何も変わらへんような気がする…｣

ドッグ｢Aは臣さんに頼りたがらない…｣

今｢…問題はそこだよね｣

NT｢ん、どういうこと？｣

ドッグ｢昔から、Aは臣さんに頼りたがらなかったんです…たまに他の学校に潜入するときも僕らは臣さんにも手伝ってもらおうと提案していました。その時にでいつも反対するのはAだったんです…｢危ないから、広臣を危険な目に巻き込みたくないから｣って…それをハモト辺りがいつも説得して、何回か潜入してもらってたんです｣

健｢まあ、最悪Aなら守れるしな…｣

ドッグ｢でも、一回だけ潜入中にAの側を離れたときがあったんです…確か、他校の文化祭の時でそのままじゃまずいってなぜか男女逆転してたときでした｣

E｢えっ…それって、Aが男装して、臣が女装したってこと！？｣

今｢あぁ…そういえば、そんなこと聞いたなぁー(´△｀|||)｣

ドッグ｢僕も話だけ聞いたことですが、なにやらそこの生徒が二人は恋人じゃないとか疑っていて…そこで臣さんの頭を自分の方に押さえてキスしたらしくて…それで、臣さんが逆上しちゃって、Aの顔平手打ちして行っちゃったんらしいです｣

全｢(うわぁ！？きつッ！)｣

ドッグ｢まあ、臣さんはすぐに囲まれてAが助けにいったのはいいんですけど…そこで二人とも口論になってしまって…｣

NK｢まあ、喧嘩するほど仲が良いって言うし…｣

岩｢でも、そういうことならそもそも臣さんを関わらせない方がいいんじゃ…｣

ドッグ｢僕もそれは言ったんです…｣

今｢まあ、臣が頑固ってことかな…｣

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