真実と嘘の境目 ページ16
影野「…あなたの言い分はわかりました。けれど、今現在であなたは彼女のことを純粋に愛してないじゃないですか〜?まだ、そういうことを考えられるというだけであなたはすぐにでもそういうことになってもおかしくないですよね〜」
臣「わかってる…今の俺はどれが真実でどれが嘘かわからなくなっているって…」
影野「なら、無理はしない方がいいんじゃないですか〜?」
臣「言っておくけど、俺は俺の考えで動く…お前の味方にもならないし、たとえメンバーの件でゆすったとしても俺は言いなりにはならない」
影野「グフフフン〜ゆするなんて悪趣味なことしませんよ〜」
臣「よく言うよ…人の核心につけいって追いこむ方がよっぽど悪趣味だろ…」
影野「グフフフン〜そうですね〜」
臣「気が済んだらとっとと消えろ…」
影野「グフフフン〜そうさせていただきます〜。では、失礼します〜」
あの女が病室を出ていって…
臣「どういう神経してるんだか…」
とことん、悪趣味な女だ…もう、名前呼ぶのすら嫌になる…
あ「Zzz」
臣「お前もお前でよく寝れるな(-.-)」
あ「Zzz 」
臣「いつかはAとの想い出すらも疑うようになるのかな…」
もし、あの時告白を続けていたら…
もし、事務所に行かせずに引き留めてたら…
少しは変わっていたのかな…
強がっている分、いつだって臆病で…
臣「愛してるのに、愛せない…」
おかしな話だよな…どんなに愛していても、何処かで愛せていない…
臣「俺は求めるものを間違えたのかな…」
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Shiyu(さや)(プロフ) - あきさん» ご指摘ありがとうございます(゜゜;)さっそく、直しますねφ(..) (2017年7月5日 15時) (レス) id: 4b77ad2e37 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 形見話さず→肌身離さず? (2017年7月5日 9時) (レス) id: 5c9c9bdbfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiyu | 作成日時:2017年6月30日 17時