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夢と現実 ページ39

臣「…ッ!!」

目を覚ますとそこは荒れてるけど見慣れたリビングだった…

臣「夢か…」

まあ、現実世界に自分と同じ顔の奴が現れたらさすがにヤバイよな…

臣「風呂でも入ってくるか…」

(シャーッ)

臣「…」

シャワーに打たれながら、さっきのことが頭から離れなかった…

大丈夫、夢だったんだ…気にする必要なんて…ッ

前を向いた瞬間、そこには自分の姿があった…

臣「…ッ」

何を驚いているんだよ…前に鏡があるんだから自分の姿が写るのは当たり前だろ…なのに…

(バリンッ)

臣「…ッ」

動揺するな…落ち着け…あいつが出てくるわけないんだ…

あいつは、毎晩って言った…ってことは夜にしか出てこないって…ッ

臣「待て…それって…ッ」

「““毎晩”待ってるからさ”」

あいつは毎晩って言った…それって、夢に出てくるってこと…?いや、夢とは限らない…じゃあ、日常生活に…

ふっと、割れた鏡の破片に写る自分が目に入った…

今「“仮面はいつかは剥がれるときがくる…嘘を塗り固め続けたらいつかは辛くなるのは自分だよ?”」

影野「“嫉妬や焦りでまみれた顔は一番醜いですよ?”」

「“本当は気づいてるはずだ…あの女が言ったことは事実だって”」

臣「違っ…」

ダメだ…冷静な思考回路ができない…

そうだ、誰かに電話して…

って、電話してどうする…?
 
この状況を伝えるの…?今、思ったこと話すの…?

そんなことしてどうなる…

臣「誰か…ッ」

助けを求めたところで、誰も聞こえない…

ただ、その場でうずくまるしかなかった…




 

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作者名:shiyu | 作成日時:2017年6月4日 9時

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