壊れたモノ ページ36
臣「…」
隆二と別れた後、俺は家に帰った…
臣「ハハッ…」
相変わらず、荒らされたままの部屋…
臣「…」
そのまま、ソファに腰を掛けて…
ってか、今日は一段と疲れた…
ふっと、今朝の光景が頭からよぎった…
臣「はぁ…」
自分の気が狂いそうになっているのがわかる…
とりあえず、片付けられるものは片付けないと…このままじゃ、足怪我するだけだし…
俺は服などを拾い、鏡の破片を掃除機で取ることにした…
鏡は粉々に砕けていて、もはや修復不可能だった…
臣「これで切り傷程度で済むって、どうなんだろう…」
しかも、小さいね…
おかげさまでほとんどうちに鏡がないけど…
まあ…
臣「壊れたものは元には戻らない…」
それが割れ物だったら尚更…
「その通り」
臣「…ッ」
今、誰かの声が…
臣「…気のせいか」
「気のせいじゃないけど」
臣「…ッ!」
「(クスッ)びっくりした?」
そこにいたのは…
臣「なんで…」
紛れもなく俺だった…
俺と俺?→←更新じゃないです(;´∀`)(Twitter始めました)
122人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:shiyu | 作成日時:2017年6月4日 9時