裏と表 ページ32
正直、岩ちゃんの事も今の内容も俺の頭には入ってこなかった…
さっきからよぎってくるのは昨日、あの女が言った言葉ばかり…
気にしちゃいけないのに…
あ「広臣…」
臣「…ッ!」
我に戻った、既に話し合いが終わっていた…
あ「記事の件、ずっと黙ってて悪かった…」
臣「…」
あ「本当に申し訳ないと思ってる…」
臣「なんで、隠してたんだよ…」
あ「ごめん…」
臣「はぁ…本当にお前は俺をどれだけ困らせれば気がすむんだ(# ̄З ̄)」
あ「広臣…ッ」
臣「話すのはいつでもいいからな!どうせ、お前の事だからなにか訳があったんだろ?」
あ「信じてくれるのか…?」
臣「当たり前だろ(^^)」
あ「そ、そっか!」
臣「(*^^*)」
…なんて、本当に思えたらどれだけいいのだろう…
俺はちゃんと笑えているであろうか…?
正直いって、わからないんだ…
Aのことも、自分のことも…
もちろん、信じている…
でも…ッ
今「臣」
臣「…ッ!?」
いつの間にか、隆二と俺以外いなくなっていた…
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作者名:shiyu | 作成日時:2017年6月4日 9時