電話 ページ28
臣「…」
(ブーブー)
スクリーンに“A”という文字が出てきた…
臣「…もしもし」
あ「あっ、広臣…今日はごめんな」
臣「別にいいよ…ちゃんと、隆二に会えたか?」
あ「うん」
臣「そっか…」
あ「また、今日のとこ行こうな!」
臣「そうだな」
今「A、そろそろ着くよ」
臣「…ッ」
あ「わかった!」
臣「じゃあ、そろそろ明日も仕事だし切るな…」
あ「ああ…。なぁ、広臣…」
臣「ん?」
あ「大丈夫か…?」
臣「…ッ!」
あ「なんか、元気ないぞ?」
臣「…何言ってるだよ(^^)俺はいつも通りだぞ!」
あ「何かあったら言えよ」
臣「…うん」
あ「じゃあ、今日はありがとう」
臣「うん、また明日」
通話が終了すると俺はスマホを持つ腕を下に下ろした…
臣「…」
辺りを見渡すと部屋は荒れていた…
俺はAから電話をもらうまで何をしていたのだろう…
確か、鏡を…
臣「そういえば、割ったんだった…」
なにやってんだろ…せっかく、我慢してきたのに…
臣「壊れるわけにはいかない…絶対に」
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作者名:shiyu | 作成日時:2017年6月4日 9時