大切なこと ページ11
-今市宅-
あ｢うーん｣
今｢結構、息詰まってるみたいだね｣
あ｢やっぱり難しいな｣
今｢このサビは決まってるんだ｣
あ｢まあ、これにそって書くからな…二番とかは決まってないけど｣
今｢一度、思ったこと全部を殴り書きしてみたら？そしたら、答えも見つかるかもしれないし｣
あ｢なるほど…やってみるか｣
今｢そういえば、明日は臣とデートだよね(*^^*)｣
あ｢デ、デートとかじゃねぇよ…(/////)｣
今｢否定したくていいよ(笑)もしかしたら、告白されるかもよ？｣
あ｢そ、そうかな…(/////)｣
今｢なんか、すごい長かったような…｣
あ｢そうだな…｣
今｢周りの事とか気にしなくていいから！AはAの答えを出せば良いんだから｣
あ｢隆二、ありがとう…(*´-`)｣
今｢まあ、臣がコクらなければAが押せばいい話だけど(^-^)｣
あ｢りゅーじ〜(；´○｀)｣
今｢告白されるといいね(*´∇｀*)｣
あ｢あ、ああ…(///ｖ//)｣
今｢(クスッ)｣
今でも、Aとこうして普通に話せることが夢のようでまだ慣れない…
たまに軽い嘘はつくけど、あの日から自分を偽ることをやめた…
みんなのおかげなんだ…
あ｢あっ、でも無理すんなよ｣
今｢えっ…？｣
あ｢隆二があたしが欲しくなったら、隆二のモノにはなれねぇけど…甘えることぐらいはしてあげれるから…(/////)｣
今｢…ﾌﾌｯ(^-^)Aは｢物｣じゃないよ？｣
あ｢いや、｢者｣もおかしいかなって…｣
今｢でも、ありがとう…それだけで嬉しい(*^^*)｣
あ｢本当に無理すんなよ！｣
今｢うん(^-^)｣
大丈夫だよ、A…
俺はAからたくさんの愛をもらっていたって気づいたから…
たとえ、それが恋愛的感情じゃないとしても…
俺を信頼してくれる…それだけで嬉しいから…
これは、俺の個人的な考えだけど…
一番の幸せはきっと…ただ、その人の側にいられるってことだと思う…
欲を出せば、それはいずれ自分自身を壊すことになる…
黒い感情は消すことが難しいからね…
今｢臣も気づければいいんだけど…｣
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作者名：shiyu | 作成日時：2017年6月4日 9時
