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紙飛行機 ページ10

-天使side-

(ガシャッ)

あ「…」

己「No.104」

あ「今日は先生なんですね…」

己「なかなか、時間が合わなくて…ごめんな」

あ「いえ…」

この人はここの人なんだけど、研究者の中で唯一信頼できる先生…生前は小林直己って呼ばれてたらしい…

己「今日も辛いだろうけど…」

先生が変わったとこで内容も威力も変わることはない…けれど、先生の声で普段よりも頑張れる…

こうして、終わり…

あ「ありがとうございます」

己「また、夜にやると思うけど…」

あ「わかりました」

己「じゃあ、また後で」

(ガチャン)

先生がいなくなったのを確認してあたしは外に出た…

そして、柵のところに行くと彼はいた…

臣「大丈夫でしたか?」

あ「大丈夫ですよ!今日は私の信頼できる先生が担当だったので」

臣「信頼できる先生…?」

あ「はい」

臣「そっか…それはよかったです(*^^*)」

あ「…ッ!」

私は驚いた…だって、悪魔さんが優しく笑っているから…

臣「(?)どうかしましたか?」

あ「あっ…悪魔さんの笑顔初めて見ました」

臣「えっ…?笑ってました?」

あ「はい!!すごい素敵です!!」

って、なに言ってるだろ…でも、本音だった…

臣「天使さんも楽しそうですね」

あ「きっと、悪魔さんといるからでしょうか…(ボソッ)」

ヤバい…もし聞かれてたら…(゜゜;)

臣「(////)」

あっ…(゜゜;)

あ「なんで照れるんですか!!」

臣「天使さんって思ったことをすぐ言う人なんですね」

あ「そ、そうなんですかね…(/////)」

臣「俺が見る限りではそうでした」

あ「なんか、申し訳ないです…」

臣「そんなこと…ッ!」

あ「でも、悪魔さんといられることはすごく楽しいです!!」

臣「…俺もです(*^^*)」

あ「(/////)」

臣「(プッ)あなたは正直な人ですね(  ̄▽ ̄)」

あ「わ、笑わないでください!!o(`^´*)」

臣「ごめんなさい(。-∀-)」

あ「謝る気ないじゃないですか!!」

臣「(。-∀-)」

それからしばらく、悪魔さんは笑っていた…(`^´*)モウ!

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作者名:shiyu | 作成日時:2016年4月6日 12時

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