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その頃…
あ・臣「失礼しました」
ヤバい…どうしよう!!何話そう!!
臣「さっきの…ッ」
あ「はい!!」
臣「さっきの質問だけど、岩田Aさんで合ってますか?」
あ「は、はい!!岩田Aです」
臣「タメでいいよ…あの頃みたいに」
あ「ねぇ、本当に臣君なの…?」
臣「覚えててくれてたんだ…」
あ「って、言ってもついさっき思い出したんだけど」
臣「実は俺も」
あ「なんか、同じ人間なんだよね…不思議な感じ」
臣「俺もすごい不思議…(ギュッ)」
そういって、抱きしめられて…
あ「ちょっと、臣君…ッ(////)」
臣「こんな風に抱き締めることもできるだよな…Aとも」
あ「…うん(泣)」
もう、阻むものなんてなく、自由になっていいんだ…そう思うと、嬉し涙が止まらなかった…
臣「Aはこの時代で幸せにしてる?」
あ「うん!!パパやお屋敷の使用人の人達に囲まれてるし、それに臣君と会えたから(*^^*)」
臣「相変わらず、思ったことが口走ってるね」
あ「そ、そうかな?」
臣「うん(笑)」
あ「ちょっと!!」
臣「ごめんって(。-∀-)」
あ「全然、謝る気ゼロじゃん!!」
臣「…なぁ、A…。運命って信じてみてもいいかな?」
あ「…私は信じるよ(*^^*)」
臣「じゃあ、付き合ってくれる?恋人同士として…」
あ「…はい(。^▽^*)よろしくお願いします」
臣「今さら、だけど夢じゃないよね」
あ「夢かもね」
臣「えっ…(゜ロ゜;」
あ「もし、夢だったとしても私が必ず見つけ出すから!」
臣「(クスッ)また、言ってるし…(笑)」
あ「ちょっと!(/////)」
臣「(*^^*)」
あ「臣君ったら…(/////)」
あたし達は人目を気にせずキスをした…
やっと、本当の恋人同士になれたんだ…
深い闇が二人を切り裂いて…
そして、深い闇がまた巡り合わせて…
臣「じゃあ、そろそろ行こうか“天使”さん」
あ「うん、“悪魔”さん!」
私たちは手を繋いだ…もう二度と離れないようにと願いながら…
「“また明日!!”」
あの場所で…
-END-
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作者名:shiyu | 作成日時:2016年4月6日 12時