Ｔ２ ページ27
次の日、
HR、授業、休み時間に可愛い女子に囲まれても、
京本先生の表情は変わる事なくて…
みんなはやっぱクールでカッコイイって言ってて…
確かに女の子たちを軽くあしらってる
無表情の京本先生もカッコイイんだけど、
私は昨日の クシャっと笑う京本先生を知ってる。
いつも通り、私は遠くから見てるだけだけど、
なんとなく…優越感…。
制服のポケットには昨日貰ったアメが入ってて、
なんとなく嬉しくなった。
一人でにやけて、少し恥ずかしくなって、
京本先生の方を見ると、
…一瞬、、、目が合った、気がした…。
、
、
、
恵「A、今日も掃除お願い！」
「うん…イイよ。」
頼んだよーと言い、
友達と顔を見合わせて教室を出て行く。
ホントは嫌だけど、
【嫌な事の分、イイ事がある。】
京本先生の言葉を思い出し、イイかって思えた。
一人掃除も慣れたもので、半分くらい終えたトコで
大「今日もエライな」
そう言うとまた教卓で作業を始める。
そう言えば、
昨日も今日もどうして教室で作業するんだろう…
この時間、ほとんどの先生が職員室にいる。
職員室で嫌な事でもあるのかな？
一人になりたいとか？
だったら、私は邪魔じゃん…。
大「ん？俺の顔になんか付いてる？」
考え事してたら、ジーッと京本先生を見てしまって、
「あ、いや、なんでもないです…」
なんとなくその後急いで掃除を終わらせた。
帰ろうとすると、今度はジーッとこっちを見てる
京本先生に気が付いて、
「？」
無言で手招きするいつもの京本先生。
大「…なんか急いでる？」
「いえっっ」頭をブンブン振る。
大「そっか。良かった！」
なんて、またクシャッと笑うから、
私もまた鼓動がドクンって高鳴って…。
大「はい。今日はイチゴ。」
差し出されたのは、イチゴのアメ。
「先生って見かけによらず、
アメとか持ち歩くんですね(笑)」
て言うと、
大「ば、ばか…いつも持ち歩いてないし！
これは…その…ご褒美…的な？
とにかく、立花はありがとうって言えばイイの」
少し顔を赤くして、声が上擦る京本先生は、
可愛くって、私だけにその顔向けてくれてる？
なんて自惚れちゃったりして…
「ありがとうございます…」
大「うん、よし。…じゃ、気を付けて帰れよ」
頭をポンポンすると、先生は出て行ったので、
私も教室を出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 526人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Berry - 有り難うございました！ﾊﾞﾘﾊﾞﾘきゅんきゅんしました.。 (2017年9月26日 23時) (
レス) id: a747ecd7f7 (このIDを非表示/違反報告)
じゅりくん - わかりました(｀ー´ゞ-☆待ってます！ (2017年9月25日 0時) (レス) id: 7e44491be1 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - ありがとうございます ほっくんより彼女、年上だけどほっくんにゎよびすてで呼ばれる設定で最後ゎﾋﾟﾝｸ希望です色々とすいません (2017年9月24日 21時) (レス) id: 4796f9f213 (このIDを非表示/違反報告)
しぃか(プロフ) - 雪白姫さん» リクエストありがとうございます。慎太郎くんリクエストは初めてなので嬉しいです！少し遅くなるかもですが、お待ち下さい。 (2017年9月24日 19時) (レス) id: 06f811a45b (このIDを非表示/違反報告)
しぃか(プロフ) - じゅりくんさん» リクエストありがとうございます。リクエストが溜まってるので、一つずつ書いていきますね。お待ち下さい。 (2017年9月24日 19時) (レス) id: 06f811a45b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しぃか
| 作成日時：2017年9月9日 22時
