恋とか愛の物語。２【短編集】

Ｈ４ ページ4

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…拒めない


…駄目って思えば思うほど、


北「…禁断、て感じでドキドキしますね、」


妖しく微笑む北斗くんの頬に手を添えると、北斗くんの顔が近づき、下唇を甘噛みするように唇を重ねる…


「…んっ…」


北「全部…俺のせいにして下さい…」


私の秘部に触れて脱がせてく…


「…んぁっ…ぁんっ…」


北「…挿れます、ね…」


本当真面目で…


ゆっくりと私の中を広げ入ってくる…


私の胸を揉みしだきながら、緩急をつけて腰を打ちつける…


「…北斗くん…ぁんっ…好きッ、好き…」


最低だ…私…


でも、それ以上に心も体も満たされて…


北「…俺もッ、好きですっ…Aさんッ…」


本能のまま…何度もベッドを軋ませた…





「…帰らなきゃ、」


何度も求めあって、2人やっと落ち着いてベットの中…


でも、このままでいいわけなくて…


北「…帰したくない。」


ベットで私を後ろからぎゅっと抱きしめて、引き止める…


「…アイを、これ以上裏切れない…」


北斗くんと目を合わせず、抱きしめられたまま言うと、


バンッと私を仰向けにして、上から見下ろすように覆い被さった…


北「…俺は、Aさんが好きです。だから…

これからも会って欲しい…」


私の目を真っ直ぐ見て、嘘偽りのない言葉…


私は…


「…私も、好きだよ…

でも、アイは大事な後輩だから…やっぱ裏切れない…」


顔を背けて視線を逸らすと、すかさず北斗くんの手が頰に添えられて、北斗くんの方を向かせられる…


北「…何で視線逸らすの？

何でそんなに泣きそうなの？」


北斗くんが優しく触れるだけのキスをして、また私を見つめる…


「…どうしたらいいか、わかんない。
北斗くんにはアイとこれからも仲良くしてほしい…

でも…」


北「………わかった。

でも、Aさんとこうして たまにでいいから、会いたい…」


「…うん、」


あぁ、結局アイを裏切ってるのは私…


でも…北斗くんの愛に甘えてしまう…


北「言ったでしょ…全部俺のせいにして？

今日は、このまま一緒に寝よ。」



イケナイ恋なのに…


北斗くんに抱きしめられて、幸せを感じる私…


「…もう一回…シよ…？」



甘い吐息と激しく軋むベッド…


禁断の愛に溺れて、


もう、元には戻れない…



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櫻葉さん
心愛さん、リクエストありがとうございました。

禁断×略奪愛で書いてみました。

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