J Soul と ワタシ * Part 2

第 69 話 ページ20

臣 side




タクシーを拾って急いで空港に向かう

空港についた時には夕方だった

空港から 見たことある人が …




「HIROさんっ！！！」

HR「ああ。臣か … 」

「 … あの A は …」

HR「もう行ったよ …」

「えっ … 」



遅かった…



HR「お前を縛り付けたくなかったそうだ」

「そんな … 」



縛り付けてたのは 俺の方だ …



HR「A になんて言われたんだ？」

「直接話してないんすけど、俺の家に置き手紙があって … 」



" もう会えない "
" 幸せになって "
" さようなら "



あいつの言葉が離れない

書いている時に泣いていたかもしれない

また俺はAを傷つけてしまったのかもしれない



「…って言われたんです …」

HR「そうか … これ以上後悔しないようにな …
あと、自分を追い詰めすぎるなよ。」



HIROさんはなんでもお見通しなんだな。


「はい …っ」



































HIROさんと別れたあと。

A に電話をかけた。

繋がらないのはわかってたけど
俺の気持ちを伝えたくて



"おかけになった番号は … "



留守電を残し 家へと帰った。








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