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●■2本の大黒柱 智side ページ13

実はちょっとだけ身体の調子がおかしくて、風邪薬を隠れて飲んでた俺。


 

松潤がインフルになっちゃって、珍しく辛そうに顔を歪めていたもんだから、つい傍で看病しちゃったんだ。

 



智「げほっ、こほ…」


 
朝方、部屋で寝てた俺だけど、咳と悪感で目覚めた。

 
ゾクゾクと震える背中。

 

ギュッと身体を抱きしめてどうにか耐えてたけど、寒気は治まらない。


 
体温計…

 


あぁ…下だ…


 



みんなが寝てる間に熱測っちゃった方がいいな、と思って、パーカーを羽織って下に降りた。

 
思った以上にふらつく身体に驚きながらもソファーに座って体温計を挟む。



 

半分寝ぼけていたのが悪かったのか。

 

熱でボーっとしてたのか。




 





体温計が鳴る前に、俺は眠りに落ちていて。


 







翔「智くんっ!?ちょっと!!何してんの!!」


 

智「ん…」


 

 
肩を大きく揺すられて、目を開くと翔くんのドアップ…


 
 


翔「何してんのこんなとこで!部屋で寝てないの??」


智「あ、いや…えっと…げほっ、だいじょぶ、」

 

状況が掴めなくて何の気なしに立ち上がると、服の隙間から何かが落ちた。


 

翔「体温計…?熱測ってたの?」

 

不思議そうな翔くんの手元の体温計。


 

やっと思い出した。


 

悪感がして…熱測ろうとして…


 
そう思ったら、急に身体が重くなった気がする。


 

翔「っと、ちょっと、大丈夫?…熱…高いよ…」

 
和「大野さん!?」


 

 
松潤の部屋からニノも出てきて、俺は一先ずソファーに寝かされた。


 
智「…げほっ、げほ…」

 
和「まずいな…翔ちゃん、病院連れてかないとだよこれ。」

 
翔「俺夕方からだから朝イチで連れてくわ。ほぼインフルだよね。」


 


何やら2人が話してるけど、頭もガンガンしてきて聞く余裕も無い。


 

智「っむい…はぁ、」


和「寒い?ベッド行こう。ここじゃ寒いもんね。」

 

再び悪感がしてきた俺はベッドに運ばれ、時間になると翔くんに病院に連れて行かれた。



 
 

翔「薬もらったから、もう大丈夫だよ。辛い事ちゃんと言ってね?」


 
智「はぁ、は、…げほっ…げほっ、ごほ…ん…」


 
翔「咳止めもあるから、帰ったら飲もうね。」


 

熱に加えて咳に体力を奪われてぐったりしてきた俺の身体を抱き上げてくれた翔くんは、家に着くと部屋まで運んでくれた。

●■2本の大黒柱 翔side→←●■2本の大黒柱 和side



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chun(プロフ) - 恋の方程式 (2014年9月21日 21時) (レス) id: ae6611c5ae (このIDを非表示/違反報告)
未菜(プロフ) - 相葉くんの喘息や智くんの膝は本当ですか? (2014年7月26日 8時) (レス) id: 128212235d (このIDを非表示/違反報告)
み~こ - めっちゃ感動しました! (2014年3月9日 0時) (レス) id: 8fa4a65b23 (このIDを非表示/違反報告)
ウル - あいーー!!やっぱ、嵐はいいですねぇ・・・ww (2013年11月26日 15時) (レス) id: d33fa9f943 (このIDを非表示/違反報告)
幸翔(プロフ) - リクエスト応えてくださり本当にありがとうございます!!! とてもステキなお話でした・ω・ まさに私が読みたかったお話でした♪ 本当に、ありがとうございました (2013年5月21日 8時) (レス) id: 952cfd1469 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風月 | 作成日時:2013年4月7日 16時

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