◎付き合い 和side ページ42
少しだけ眠れた…のかな。
気付いたらもう雲の上だった。
でも、身体の異変に気付いた俺はモゾモゾと小さく身じろぐ。
翔「ニノ？どうした？」
和「んっ…」
そんな俺に気付かない訳ない翔ちゃんは、読んでいた新聞を畳んで覗き込んできた。
時計を見れば、もうすぐ到着の時間。
あと少し、あと少し…
見事に飛行機酔いしちゃって、今にも胃の中の物が逆流してきそう。
翔ちゃんの問い掛けに答えられないまま、口を手で覆った。
翔「吐きそう！？袋あるよ、ほら、」
和「んっ…い、い…だいじょぶ…」
翔「でも顔色悪いよ…我慢しないで出しちゃいな？」
雅「酔っちゃった？」
袋を口に当てられても、吐くのを拒む俺に相葉さんが後ろから声をかけてくる。
雅「俺この前船酔いの対処法調べるロケやったの。翔ちゃん、ちょっと場所代わってくれる？」
隣に座ってた翔ちゃんが相葉さんと場所を入れ替わって。
タイミングよく通りかかったキャビンアテンダントさんに氷水をもらってる。
和「うぅ…」
雅「ニノ、口開けれる？氷舐めると大分気分良くなるみたいだから。」
和「んっ、…ん…」
小さく開けた口に氷が入れられた。
ヒンヤリして気持ちいい。
飴玉を舐めるように口の中で転がしていると、相葉さんは俺の手をマッサージし始める。
ツボ押しらしいけど、俺には優しく手を包み込まれてる感覚の方が大きく感じて。
これが1番効果あるんじゃないかなって思うよ。
そうこうしてる間に飛行機は無事着陸。
氷とツボ押しで気分が悪かったのはかなり良くなったと思ったんだけど。
車に移動してる時、思い出したかのように吐き気に襲われた。
智「吐きそ！？そこトイレだから、一緒に行こうか、」
和「んっ、……おぇっ、げほ、ぇっ…」
慌てて駆け込んだトイレでしばらく吐き続けた。
しゃがみ込む体勢は腰にも響いて…
やっと吐き気が治まった頃には腰痛がすっかりぶり返していた。
潤「水飲む？寒くないか？」
和「うん、…お待たせ…」
やっとの事で車に乗り込むと、時間が迫ってるからすぐにロケ現場へ。
腰は痛かったけど、吐いて体力奪われてたから車内ではいつの間にか寝ちゃってたみたい。
和「っ…」
現場についてすぐ撮影は始まった。
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風月(プロフ) - 青波さん» 初めまして！何かしらネタを見つけては、すぐに取り入れたくなっちゃう奴です←笑 あの相葉くんのロケ、可愛そうだけど萌ポイントたくさんでしたね＾＾ ニノちゃんにも船に乗って欲しかったなぁなんて、不謹慎な事も考えてしまいます。笑 これからも頑張りますね！ (2015年5月6日 22時) (
レス) id: 87e1309883 (このIDを非表示/違反報告)
青波(プロフ) - こんばんは、はじめまして青波です(´∀｀*)いつも影で見守っています。人目につくのが好きではないのですが、船酔いの対処方って先ほどの相葉くんのだなと思うとついコメントに手が…(笑)学業、大変だと思いますが体調に気をつけて頑張ってください。失礼しました。 (2015年4月26日 1時) (携帯から) (レス) id: 5242401696 (このIDを非表示/違反報告)
わんこ(プロフ) - ↓よくわからないですね、すいません笑 とにかくいつもおもしろいお話をありがとうございます、ということです！笑 (2015年4月22日 23時) (レス) id: 5774dbc541 (このIDを非表示/違反報告)
わんこ(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読まさせていただいております！リクエストではないのですが、日頃興味をそそがれる短編をつくっていただき、とても読んでいておもしろいので、楽しい気持ちにさせてもらっている気持ちを初コメントとして投稿させていただきました！ (2015年4月22日 23時) (レス) id: 5774dbc541 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ大好き - ニノ過呼吸か風邪が見たいです (2015年3月20日 23時) (レス) id: b82afad04b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2015年1月16日 23時
