■守りたくて 雅side ページ43
松潤が救急車で運ばれて、俺とニノはリーダーを連れて家に帰る事になった。
智「やっぱ俺も病院行くっ。」
雅「だーかーら、今翔ちゃんが一緒に行ってるからね？もうすぐ帰って来るよ。」
こんな会話を何度繰り返してるか。
立ち上がるリーダーを慌てて止めてソファーに座らせて。
和「あっ！翔ちゃんから連絡来た！」
ニノの声にリーダーが跳ねあがる。
和「んーとね、ちょっとだけ固定してれば良くなるって。薬も貰ったから安心してって。」
雅「よかった〜。リーダー、大丈夫だって。疲れちゃったでしょ？少し横になって休もうか？」
出来れば寝てほしい。
そう思ってリーダーを半ば無理やりソファーに寝かせた。
本人の姿を見るまではやっぱり落ち着かないみたいで、しばらくモゾモゾしていたリーダー。
でも少し経って毛布を覗けば寝顔が見えた。
雅「ニノ、松潤本当はどうだったの？」
さっきのニノの言い方、本当はもっと重症だったけどリーダーを想って遠回しに言ってたって。
俺気付いてるんだから。
和「左手首骨折。全治6週間で痛み止め処方。」
雅「そっか…松潤もリーダーもちゃんと見ててあげないとね。」
30分くらいして、玄関で物音が聞こえた。
リビングに入って来た翔ちゃんの後ろには、下向いた松潤。
全く顔が見えない…笑
雅「潤ちゃん、おかえり。ここ座りな？」
和「２人ともお疲れ様。コーヒー淹れるからちょっと待っててよ。」
翔「ほら潤、雅紀がここ座りなって。」
これだけ黙り込んでても「ただいま」ってそれだけはちゃんと言ってくれた。
和「大野さんには骨折とは言ってないからさ。今はそういう事にしといて？」
潤「おれ…い……な…に…」
雅「ん？なぁに？」
潤「俺平気なのに…」
和「ふふ。そっかそっか。大野さん守ってくれてありがとね？」
潤「ううんっ…まも、れてないっ…」
ニノが頭をポンッと撫でると、ポロポロと泣き出してしまった。
「守れてない」「俺が怪我したら結局リーダーを傷つける」って言葉と涙が止まらない。
翔「智くんの事は俺達に任せて？焦らずに怪我治して行こうな。」
潤「んっ。」
泣いてスッキリしたのか、段々と口数が多くなって末っ子モードになってきた…笑
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風月(プロフ) - 楽しく書いていきますが、それ以上に皆様に楽しんで頂けるように努めていきます。引き続きよろしくお願い致します！ (2014年11月2日 16時) (
レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます。思うように更新出来なくて、読者の方々にこれじゃ失礼だと感じておりました。楽しみにして頂けてる以上、責任を持って発言しなくてはいけないと反省しています。次からpart11に突入致しますので、心機一転頑張っていきます。 (2014年11月2日 16時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 私ははなさんの意見もわかる気がします。お話面白いし、楽しみにしてるからこそそう思うのかも。ツイッターも「更新します！」じゃなく「更新しました！」でいいのではないでしょうか？はなさんのおっしゃってることはそう言う意味だと私は感じました。 (2014年11月2日 16時) (レス) id: c7b2c03bae (このIDを非表示/違反報告)
ペリぺり - この小説が、本当に大好きです！何があっても私は、風月さんを応援しています^_^ (2014年11月1日 22時) (レス) id: e181459e50 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - この小説、私も好きですよ！風月さんのペースで更新して下さいね。 (2014年11月1日 18時) (レス) id: c9e662af03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2014年8月12日 14時
