◆俺の周りには 雅side ページ38
夜中に翔ちゃんが部屋に来て、隠していた体調不良がバレてしまった。
隠してた俺が悪いんだけど、そのまま翔ちゃんと言い合いになっちゃって…
モヤモヤして眠れなかった所にリーダーが来てくれた。
智「落ち込んでる？お互い優しすぎるんだもん。明日ごめんねって言えばいいんだから、今はゆっくり寝よう？」
雅「うん…」
智「おやすみ。」
冷たいタオルで汗を拭ってくれて、翔ちゃんの事が頭に引っかかりながらも眠ってしまった。
智「相葉ちゃん、朝だよ〜。」
雅「んんっ…」
智「おはよう。そんな泣きそうな顔しないで？」
雅「しょうちゃ…」
智「もう呼んでくる？ちょっと待っててね。」
早く翔ちゃんに謝らなくちゃ。
重たい身体を起こして待っていると、肩を落とした翔ちゃんが部屋に入って来て。
お互い目が合ったけど俯いてしまった。
雅「翔ちゃんっ…きの、げほっげほっ…」
翔「話さなくていいからっ…謝らなくていいからっ……ごめんな…」
雅「げほっ…はぁ、げほっ…」
翔「ごめんっ…あんな言い方酷いよな…」
抱き締めてくれる翔ちゃんの手が温かい。
胸に顔を埋めて、しばらく温もりを感じていた。
雅「翔ちゃん…今日、一緒にいてくれる…？」
翔「当たり前だろ？俺がお粥作ってやるからな！」
雅「それはちょっと…」
翔「おいお前！笑」
身体を離してほっぺをムニュってされた。
だって翔ちゃんのお粥、怖いでしょ？
でもその優しさがすごく嬉しかった。
翔「まだ身体しんどいんじゃないか？横になろうね。」
雅「やだっ…もう少し、このまま…」
翔「じゃあ後ろから抱き締めてあげる。凭れて寝ちゃっていいから。」
俺より少し小さいはずの翔ちゃんにガッシリ抱えられて、安心感に包まれる。
眠たくなって閉じかける瞼を持ち上げながら、翔ちゃんの優しい手を握ってみた。
翔ちゃんって男らしい手してるよね。
翔「少し痩せたんじゃないか？もっと食わないと。」
雅「んふふ。今度ご飯連れてって？」
翔「元気になったら行こうな？」
雅「でも、翔ちゃん太りやすいんだから気を付けてよ…？」
他愛もない会話をしながらも、翔ちゃんはずっと俺を気にかけてくれる。
早く元気になってご飯連れて行ってもらわなくちゃ。
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風月(プロフ) - 楽しく書いていきますが、それ以上に皆様に楽しんで頂けるように努めていきます。引き続きよろしくお願い致します！ (2014年11月2日 16時) (
レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます。思うように更新出来なくて、読者の方々にこれじゃ失礼だと感じておりました。楽しみにして頂けてる以上、責任を持って発言しなくてはいけないと反省しています。次からpart11に突入致しますので、心機一転頑張っていきます。 (2014年11月2日 16時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 私ははなさんの意見もわかる気がします。お話面白いし、楽しみにしてるからこそそう思うのかも。ツイッターも「更新します！」じゃなく「更新しました！」でいいのではないでしょうか？はなさんのおっしゃってることはそう言う意味だと私は感じました。 (2014年11月2日 16時) (レス) id: c7b2c03bae (このIDを非表示/違反報告)
ペリぺり - この小説が、本当に大好きです！何があっても私は、風月さんを応援しています^_^ (2014年11月1日 22時) (レス) id: e181459e50 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - この小説、私も好きですよ！風月さんのペースで更新して下さいね。 (2014年11月1日 18時) (レス) id: c9e662af03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2014年8月12日 14時
