☆大袈裟だってば 翔side ページ23
夏と年末は歌番組の特番が多い。
嬉しい事に司会者として声がかかる事が増えてきたんだ。
今日は３時間の生放送。
嵐は大トリを務めるから、それまでは司会に専念していた。
楽屋で智くん見てくれてるかなーなんて思いながらね。
番組自体は順調に進んで、いよいよ５人でメドレーを披露するために１度裏に戻った。
和「翔ちゃんお疲れ様！」
智「今日もよかったよ〜。スーツが似合うねぇほんとに。」
待ち構えていた4人に出迎えられて急いで着替える。
メイク直したりしてる間に、ニノと智くんと潤は先に行ったみたいだ。
隣で雅紀が椅子に座って俺を待ってくれていた。
雅「疲れたでしょー。大丈夫？」
翔「平気だよー。待たせて悪いね。」
雅「いえいえ。よし、じゃあ行こうか！」
時間が迫って来ていて廊下を小走り。
ギリギリ間に合って立ち位置に着いてカメラに抜かれる。
それではスタンバイを〜…と声がかかって５人で移動していると、俺と雅紀だけ逆方向に向かってしまっていた。
スタッフに合図されて引き返すと、慌てた雅紀が機材に躓いて。
咄嗟に手を引いたけど俺まで一緒にその場に転んでしまった。
雅紀は尻もちついてるけど、助けようとしたはずの俺は足やっちゃったみたい…
雅「あちゃー翔ちゃんごめん！大丈夫！？」
翔「うん、だいじょぶだいじょぶ。雅紀は？平気？」
雅「翔ちゃんが引っ張ってくれたから俺は大丈夫！ごめんね、俺が間違っちゃったから翔ちゃん巻き込んじゃったね…」
雅紀が手を引いて立ち上がらせてくれて、CMが明ける前に急いで正しい立ち位置へ。
ニノ達が何やってんのーって笑って待っていた。
ズキズキと痛む足首は誰にも気付かれないように…
嫌な汗が背中を伝う中、どうにか笑顔を浮かべる。
チラッと雅紀の様子を窺うと、どこも怪我してないみたいで本当に元気そうだ。
よかった。
少しハードなダンスから定番曲のメドレー。
２曲歌い切った頃にはいつも以上の汗をかいていた。
翔「本番組の趣旨にご賛同くださったアーティストの皆様…」
でも最後はきっちり締めないとね。
荒くなる呼吸を必死に抑えて、何とか番組は終了。
挨拶をして楽屋に戻れば、一気に緊張の糸が切れてしまった。
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風月(プロフ) - 楽しく書いていきますが、それ以上に皆様に楽しんで頂けるように努めていきます。引き続きよろしくお願い致します！ (2014年11月2日 16時) (
レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます。思うように更新出来なくて、読者の方々にこれじゃ失礼だと感じておりました。楽しみにして頂けてる以上、責任を持って発言しなくてはいけないと反省しています。次からpart11に突入致しますので、心機一転頑張っていきます。 (2014年11月2日 16時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 私ははなさんの意見もわかる気がします。お話面白いし、楽しみにしてるからこそそう思うのかも。ツイッターも「更新します！」じゃなく「更新しました！」でいいのではないでしょうか？はなさんのおっしゃってることはそう言う意味だと私は感じました。 (2014年11月2日 16時) (レス) id: c7b2c03bae (このIDを非表示/違反報告)
ペリぺり - この小説が、本当に大好きです！何があっても私は、風月さんを応援しています^_^ (2014年11月1日 22時) (レス) id: e181459e50 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - この小説、私も好きですよ！風月さんのペースで更新して下さいね。 (2014年11月1日 18時) (レス) id: c9e662af03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2014年8月12日 14時
