☆■記念の夜 翔side ページ17
やべー…
緊張がピークだよもう…
状況が掴めない潤の背中を押して、４人が先に階段を上っていく。
深呼吸を繰り返した俺も後を追った。
潤「なになに？」
翔「まぁ…とりあえず、ここ座って？」
ピアノの脇に置いた椅子に潤を座らせて、俺も着席。
全てを察したらしい潤はパァッと顔が明るくなった。
翔「まだ覚束ないとこもあるけど…潤、誕生日おめでとう。記念の夜に、俺からのプレゼントです。」
そっと鍵盤に手を乗せる。
翔「ふー…」
まずはあの曲から…
潤「わぁぁ…」
‘今年も来年も今日と同じように祝えるさ’
そう願いながら指を滑らせる。
スーパーフレッシュ、潤好きだよね？
今日にピッタリだと思ってさ。
そしてそのまま2曲目に突入。
雅「わ！ショコ潤！！！」
潤のドラマの曲で、最新の…
可愛らしいテンポだから、みんなノリノリ。
もう緊張なんてどこかに飛んで行って、楽しくて仕方ない。
3曲目…
ラストはラブソング繋がりで。
和「道明寺ー！」
雅「まーきのっ♪」
何だかガヤがうるさいけど、盛り上がりは最高潮。
One Loveいい曲だよね。
練習頑張ってよかった。
ノーミスで弾き終えて、部屋の中は拍手が沸き起こる。
智「ブラボー！」
雅「フォー―！！」
和「よっ！翔！！」
恐る恐る振り返ると、幼い頃のような表情で一生懸命拍手をする潤の姿。
潤「すごい！すごいよ翔くん！！！かっこいい！！すごい！！」
翔「あ、ありがとう…」
和「よかったねー！潤くんも翔ちゃんも！！」
恥ずかしくなって下を向くと、後ろからギュッと抱き着かれた。
潤「ありがとう翔くん！めちゃくちゃ嬉しい！！」
翔「潤、誕生日おめでとう！」
潤「ありがと！！最高の誕生日になった！！みんなもありがとう！」
無邪気に笑う潤はいつになく末っ子に見える。
喜んでもらえてよかった…
智「松潤、今のビデオ摂ってたからDVDに焼いてあげるね！」
潤「マジで！？」
おーー智くん、ナイスプレイ！って言いたいけど俺は恥ずかしいよ！？
でも潤が嬉しそうだから…いいか…
これからは時間見つけてピアノ触ろうかな。
改めて、潤、誕生日おめでとう！
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風月(プロフ) - 楽しく書いていきますが、それ以上に皆様に楽しんで頂けるように努めていきます。引き続きよろしくお願い致します！ (2014年11月2日 16時) (
レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
風月(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます。思うように更新出来なくて、読者の方々にこれじゃ失礼だと感じておりました。楽しみにして頂けてる以上、責任を持って発言しなくてはいけないと反省しています。次からpart11に突入致しますので、心機一転頑張っていきます。 (2014年11月2日 16時) (レス) id: 2bb52e5072 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 私ははなさんの意見もわかる気がします。お話面白いし、楽しみにしてるからこそそう思うのかも。ツイッターも「更新します！」じゃなく「更新しました！」でいいのではないでしょうか？はなさんのおっしゃってることはそう言う意味だと私は感じました。 (2014年11月2日 16時) (レス) id: c7b2c03bae (このIDを非表示/違反報告)
ペリぺり - この小説が、本当に大好きです！何があっても私は、風月さんを応援しています^_^ (2014年11月1日 22時) (レス) id: e181459e50 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - この小説、私も好きですよ！風月さんのペースで更新して下さいね。 (2014年11月1日 18時) (レス) id: c9e662af03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2014年8月12日 14時
