【悠太編】進み始めた死の歯車 (ページ3)

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お忍びでページ3

スマイルさんに貰った魔鉱のネックレス？を受け取って首にかけてみた。

悠太「どうです？」

スマ「似合ってるよ。・・・そうそう、その魔鉱は光に当たると光をすごく反射するからね。目くらましとかに使えるかも。」

悠太「分かりました。ありがとうございます。スマイルさん。」

僕はそう言ってスマイルさんの部屋を出た。

悠太「さようなら。」

そうポツリと呟いて。

もう・・・会うことはないだろう。・・・せっかく仲良くなれたけど・・・僕のせいでみんなに

迷惑がかかるのは嫌だからね。ごめんなさい。

僕はそう思いつつ、なかむさんと共同で使っていた部屋から自分の荷物を全て持って

窓から飛び出した。・・・もし・・・もし僕にもう一度皆さんと会うチャンスがあるならば・・・その時はまた遊びましょう。

僕の我儘かもしれないけれど・・・

さようなら。僕の家。さようなら。僕の仲間たち。

僕はみんなと会ったことを忘れない。