２３話 幼い少女は夢を見る３ ページ25
貴方side
ガラガラ
貴方「おはよー」
静かにドアを開け教室に入ると、みんな一斉に私を見て、ひそひそ話しはじめた。
いつもと同じだから、あまり気にならない。
視線を浴びながら自分の席に向かうと、机に「うざい」とか「しね」とかが沢山書いてあった。
貴方「………」
椎「おっはよー……？みんなどうしたの………っ！？」
教室の入り口で立ち止まるしーちゃん。
私の机を見て驚いたみたい。
椎「ふーちゃん…机が……」
私は咄嗟に笑顔を貼り付ける。
貴方「私は大丈夫だよしーちゃん」
椎「でも……」
玲佳「ねぇ倉橋さん、心配しすぎじゃない？小鳥遊さんが大丈夫って言ってるんだからそれでいいじゃない。心配するだけ無駄よ」
いつのまにかすぐそこにいた玲佳ちゃんが、しーちゃんにそう言った。
玲佳ちゃんの近くには、葵ちゃんと雄治君がいた。
椎「心配するだけ無駄って何よ！ていうかこれ、玲佳がやったんでしょ！？なんでこんなことするの！？」
貴方「お、落ち着いてしーちゃん…！」
玲佳「そうよ私よ、だからなに？先生に言うの？親に言うの？…はっ、笑わせないでよ。やることが普通すぎて楽しくないわ」
椎「あんたねぇ…！葵「やめて！」…は？」
葵「玲ちゃんも、やり過ぎだよ…。もうこんなことやめよう？いじめなんてしても楽しくないよ……」
そう言って下を向く葵ちゃん。
玲佳「……行くよ葵、雄治」
玲佳ちゃんは、不満げな顔で教室を後にした。
椎「…ねぇ、葵って敵なの？見方なの？」
貴方「…わかんない」
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目がァァァア！目がァァァア！
(訳:何故か右目が腫れてて痛いです
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ユキ(プロフ) - 葉月さんと同じで私もアンドリュー大好きです！ (2019年12月1日 18時) (
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作者名：葉月 | 作成日時：2015年3月30日 8時
