6*俺様side ページ6
……は?
何言ってんの?
断るって……。
「ふーん。そう。」
声のトーンを一気に下げてそう言う。
すると女の肩がビクッと震えて。
……残念だけど、俺からは逃げられねーんだわ。
「お前,俺の特別専属秘書になれ。給料もお前が決めていい。お前が断るんなら…俺は社長を辞めるから。」
ワザと、最後を強調して大きい声でそう言う。
でも、胡散臭い笑みは崩さずに。
するとさらに女は戸惑いだして…。
「う、嘘ですよね………?」
その言葉を何とか発したようだ。
でもその言葉と同時に……。
ばーーーーーんっ!
と大きい音を立てて社長室の扉を開け、秘書たちが入って来た。
ナイス。
流石俺の秘書たち。
ちゃんと俺の言葉を聞いていたようだ。
そして秘書たちは女に頭をがばっと下げて。
「「「秘書になってくださいっ!!」」」
そう声を揃えていった。
いいぞいいぞ。
そのまま押し切れ。
「本当に申し訳ございません!でも社長にやめていただくと困るんです…。秘書の仕事は何もしなくていいので、せめて社長のご機嫌をとり続けてください!!」
そして俺の第一秘書が最後の一押しを。
てか、こいつ後でしばくかな。
何がご機嫌取りだよ。
お前らーが俺を不機嫌にすんだろうが。
まぁ、それは後で。
……肝心の女はまだ戸惑っていて。
……もう、いい。
「お前ら、もう下がっていいぞ。俺は社長をやめねーから。その女が秘書になれば。」
そして秘書たちは女から頭をあげ、嬉しそうな顔をしてまた俺に頭を下げてから社長室の外へ出た。
……俺の下で働く奴らは大変だ。
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あおい...*(プロフ) - ミドリさん» ありがとうございますっ!学校が忙しくて、なかなか更新できていませんが、更新ストップしているわけではないので遅くはなりますが必ず更新いたします(*´Д`)精一杯頑張るので、もしよろしければ応援してください(´・ω・`)笑 (2014年11月5日 21時) (レス) id: e162fa7fa9 (このIDを非表示/違反報告)
ミドリ(プロフ) - はじめまして、社長めっちゃかっこいいです!続き読みたいです。大丈夫でしたら、更新お願いします。 (2014年11月5日 18時) (レス) id: 7b14917407 (このIDを非表示/違反報告)
あおい...*(プロフ) - レイチェルさん» ありがとうございますっ(●´ω`●)頑張ります☆゛ (2014年9月22日 17時) (レス) id: e162fa7fa9 (このIDを非表示/違反報告)
あおい...*(プロフ) - momoさん» 社長、イケメンに書きあげれるように頑張ります!!w (2014年9月22日 17時) (レス) id: e162fa7fa9 (このIDを非表示/違反報告)
あおい...*(プロフ) - なーちんさん» ありがとうございます! (2014年9月22日 17時) (レス) id: e162fa7fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおい | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aoiaoihomu/
作成日時:2014年3月24日 17時