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「そうだトントンさん。私と話す時は敬語を使わなくても大丈夫ですよ」
tn「ほんまですか？早速やけどお言葉に甘えさせて貰うわ」
しばらくトントンさんと二人で話をしていると、ゾムさんがコネシマさんたちを連れてリビングへと戻ってきた。
kn「おはよ、A」
ut「Aちゃん、おはよ〜」
shp「おはようございます」
ci「おはようございます！」
rbr「おはようさん」
sha「さっきぶりやな、A」
ゾムさんに起こされたコネシマさんたちが揃うと、賑やかな大所帯になったと改めて感じさせられる。
一人で寂しく暮らしていた時とはまるで大違いだ。
もちろん一人より今ような賑やかな方が私は好きだ。
「あの…皆さん、ご飯の前に少し良いですか？」
kn「A、どうしたん？」
「昨日は嫌な態度を取ってしまって本当にすみませんでした！皆さんがようやくW国に帰れるようになったのに…！」
rbr「俺もやっと帰れるってすっかり浮かれてしもてたわ。Aさん、ごめんなぁ」
zm「俺の方こそごめんな、Aー！」
「Aちゃん、めちゃくちゃ気悪くさせてごめんなぁぁ！」と、べそべそ泣きながら鬱さんが私の手を取って謝って来た。
kn「お互い様やし、誰もAのことを責めたりなんかせんよ」
コネシマさんは鬱さんの手を私から払い除けながら言った。
ut「…シッマ、男の嫉妬は醜いで？」
kn「…うるさい、大先生」
コネシマさんと鬱さんは何の話をしているのか、良く聞き取れなかった。
鬱さんがコネシマさんの気に触るようなことを言ったのは確かだ。
「皆さんがそれで良いのなら…」と、私はコネシマさんたちを見ると首を縦に頷いていた。
sha「はい！この話はもう終わりにしよ！せっかくゾムが作ってくれた朝飯冷めてしまうし早く食べようや」
シャオさんの言葉によって、私たちは朝食を食べ始めた。
ゾムさんの作ってくれるご飯も、もう少ししたら食べられなくなるのかと思うと寂しくなる。
ut「Aちゃん、そういえば墓参りはいつから行くん？」
「朝ご飯を食べ終わり次第、準備が出来たら家を出ますよ」
kn「了解、分かったわ」
shp「Aさん、家から墓場までは結構遠いんですか？」
「うーん…電車で移動をするから、まぁそれなりに遠いかな」
ci「それじゃあ早く食べて行かないとですね！」
「急がなくて平気だよ。墓参り自体は時間が掛からないから」と私はチーノくんに返した。
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