100 ページ1
・
ロボロさんを我が家に迎え入れてから、初めての休日がやって来た。
今回の休みは今日と明日でニ連休なので、有給休暇の有り難みをひしひしと感じている。
ショッピくんの服とロボロさんの分の必要な物を買いに行くことにしたのだけれど、流石に全員を引連れてショッピングモールに行くとなると大人数になってしまって非常に目立つ。
なので買い物にはショッピくんとロボロさんの二人だけを連れて、コネシマさんたちには自由に過ごして貰うことにした。
「ショッピくんとロボロさんと買い物行ってきますね」
shp「留守番お願いしますね」
rbr「お前ら、Aさんが居らんからって好き勝手すんなよ?」
sha「それはロボロ、お前もやで。迷子になってAに迷惑掛けんときや」
「子供じゃあるまいし、迷子になんかなるわけないやろ!」とロボロさんが反論すると、シャオさんがケラケラと笑った。
ut「それをフラグって言うらしいで、ロボロ」
鬱さんは一体どこからそのような知識をいつも取り入れているのだろうか。フラグ回収をしてしまわないように私が気を付けよう。
zm「A、スーパーの買い出しは俺たち留守番組で行っとくし寄らんでええよ」
「ありがとうございます、助かります」
ut「俺らもうスーパーのおばちゃんとすっかり仲良しやもんなぁ」
ci「なかなか強烈な方ですよね、あのおばちゃん…。俺は全然いけますけど」
「チーノくんってもしかして…」と言い掛けると、「年上の女性が好きなんです〜」とチーノくんが答えてくれた。
「しかもチーノって、上の幅が広いんですよ」とショッピくんが捕捉してくれる。
zm「今度はロボロも連れて行かなあかんな」
鬱さんはゾムさんの言葉に「新顔は紹介せなあかんからな」と言って、頷いた。
kn「A、気を付けてな」
「ありがとうございます、コネシマさん。それでは行ってきます」
sha「いってらっしゃい!」
朝食を済ませた私とショッピくんとロボロさんの三人は、コネシマさんたちに見送られながら家を出た。
駅に着くと、券売機でショッピくんとロボロさんの分の切符を購入した。私は定期券内なので切符を買う必要は無い。
rbr「これが電車かぁ。実物を見るとやっぱちゃうな」
電車に初めて乗るロボロさんは大層驚いていた。
確かに事前知識があったとしても、実物を見るのとでは全然違うだろう。
1587人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ