12 ページ12
エーミールがAを連れていく。
「さあ、どうぞ」
といってエーミールが止まると目の前には大きな門が。
Aはその大きな門を見て目を見開き、目線を徐々に上へあげていくとそこには大きなお城に近い要塞が門の奥にあるのが見えた。
「はえー、むっちゃでっかいね！！」
キラキラしたオーラを纏ってエーミールに話しかけるが、少し疑問に思った。エミ兄はここに用事があってきたのだろうかと。
エーミールが門の前で見張り番に軽く会釈して、
「話は聞いているとは思いますが、この方は私の知り合いなので中に入れさせて頂きますね」
見張り番は「はっ、どうぞ」と敬礼をし、エーミールを中に通す。
「え、え、??」
と混乱するAを見て
「ほら、行きますよ」
と手を引っ張って中に入っていった。
Aは、要塞の中を見て
「広いね！！」
と歩きながら周りを見渡すと先程聞きたかった事を思い出した。
「ねぇ、エミ兄はここに用事があったの？それと、この要塞に顔パスで通れるってエミ兄何者なの？？」
少し問い詰めるように聞くと
「まあまあ、そんな急がなくてもええやん。一つ一つちゃんと話すから大丈夫だよ」
「わ、分かった……」
そう言い、Aは大人しくする。
「なんの用事できたかは来る前の話に戻るね。ほら、泊まるとこないっていってたやん？だから、この要塞ん中の部屋1つ借りさせて貰うんよ。」
この中の部屋を借りることが出来ることに驚き、
「え……？！いいのそれ？」
大丈夫かな……と心配していると
「許可はもらっとるし、今から1番上の人に顔見せに行くんよ。」
1番上……この要塞の中で一番位の高い人なのだろうか。
「き、緊張する……でもなんでエミ兄がそんなこと出来たの？普通の一般の人だと出来そうもないけど……
だってエミ兄、大学の教授だよね？？」
新たな疑問が浮かび、我慢が出来ずに口に出すと
「それは2つ目のAの質問を今答えるからそれで分かるんやないかな。」
この質問は二つ目の質問にどうやら繋がっていたらしい。
「で、その2つ目は？」
「ここの幹部なんよ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 715人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アラバ - こんばんは！！お久しぶりです！更新してるかまた見に来たついでに最初から見返してきました！更新楽しみに待ってます((＊´艸`))！！！ (2020年11月2日 19時) (
レス) id: 67fbeb50ee (このIDを非表示/違反報告)
山荷葉 - ちなみに世界では三回のノックは親しい友や家族などにするもので四回は初めての場所や礼儀を重んじる？ところで使われるらしいです、長々と話してしまい申し訳ありませんでした (2020年4月26日 2時) (レス) id: fa082eb104 (このIDを非表示/違反報告)
山荷葉 - ゆなさん» 本人じゃなくてすいませんが二回のノックはトイレになり三回のノックは面接などの日本で決められたノック数、四回は世界の共通のノック数です。外国では二回のノックは失礼にあたります (2020年4月26日 2時) (レス) id: fa082eb104 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - そうなんです？（Sakuraさん）ものしりですね！小説とかで扉ノックする時って４回の人がいたんですけどもしかして４回がノックするー！とかあるんですかね？語彙力ないからなんて言えばいいかわからん！ (2020年4月25日 14時) (レス) id: df7125e07b (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - 本当に細かいですが、、15話のノック、、二回だとトイレのノックになりますよ！ (2020年4月14日 15時) (レス) id: 8625e8b290 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：. | 作成日時：2019年1月28日 19時
