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ゾムの食害に付き合わされて2時間後、鬱らは既にもうダウンしていた。
しかしゾムは、「ほらほらー」とニヤつきながら食べ物の乗ったスプーンを持っている手を隣のコネシマの頬に押し付けている。
まさに地獄絵図だ。
鬱がテーブルに頬をつけて窓の外を眺める。
「あぁ、星が綺麗やなぁ」
なんて死んだ目をしながらボヤいている。
すると、向かえ側の店内にエーミールがいるのが見えた。
「あれ、エミさんやん」
とゾムが食害しながら話しかける。ゾムも気がついていたようだ。
「エミさんが外にいるなんて久しぶりに見たわ」
と続けて言うとシャオロンが「あっ！！」と口にした。
よくよく見ると、エーミールが誰かと話しをしながら店を出ていくのが見えた。
顔はエーミールに隠れて見ることは出来なかったが、エーミールの髪の色よりも茶色に近い色をした長い髪が揺れているのは見えた。
「あの人エミさんの彼女ちゃう？！」
とコネシマが驚いた様子で言う。
「でも妹という可能性も……」
シャオロンが少し考えた様子で言うが
「それやったらエミさん自分で妹いること言うんとちゃうの？」
とゾムに返され、
「それもそうやなぁ……」
とシャオロンが唸っている。
鬱は
「知り合いってやっぱり女やったんか。はー、童○のくせに」
と思いながらぐでーっとしてたが急にばっと起き上がり、
「エミさんの事付けへん？」
ニヤッとした顔で鬱は言う。そうすることでエーミールの言動も分かるし、食害も回避できると思ったのだろう。まさに一石二鳥だ。
それを察したシャオロンとコネシマも、
「それええな！ゾム、行こうや！」と言う。
しかし、
「んー、いきたいんやけどなぁー。まだ残っとるやん、ご飯。勿体ないからここにあるもん食べてったらええよ！」
と笑顔で言われた。
そして再び恐怖の食害が始まった。
全てを食べ終えた4人は城へ戻ってすぐさま自室に入ると寝る支度をし、それが終わると寝てしまった。
もうエーミールのことなんて食害のせいでとっくに忘れていたのだ。
次の日の朝、まさかあんなことになるなんて誰も想像せずに……。
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アラバ - こんばんは！！お久しぶりです！更新してるかまた見に来たついでに最初から見返してきました！更新楽しみに待ってます((＊´艸`))！！！ (2020年11月2日 19時) (
レス) id: 67fbeb50ee (このIDを非表示/違反報告)
山荷葉 - ちなみに世界では三回のノックは親しい友や家族などにするもので四回は初めての場所や礼儀を重んじる？ところで使われるらしいです、長々と話してしまい申し訳ありませんでした (2020年4月26日 2時) (レス) id: fa082eb104 (このIDを非表示/違反報告)
山荷葉 - ゆなさん» 本人じゃなくてすいませんが二回のノックはトイレになり三回のノックは面接などの日本で決められたノック数、四回は世界の共通のノック数です。外国では二回のノックは失礼にあたります (2020年4月26日 2時) (レス) id: fa082eb104 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - そうなんです？（Sakuraさん）ものしりですね！小説とかで扉ノックする時って４回の人がいたんですけどもしかして４回がノックするー！とかあるんですかね？語彙力ないからなんて言えばいいかわからん！ (2020年4月25日 14時) (レス) id: df7125e07b (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - 本当に細かいですが、、15話のノック、、二回だとトイレのノックになりますよ！ (2020年4月14日 15時) (レス) id: 8625e8b290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：. | 作成日時：2019年1月28日 19時
