51話 ページ3
早足で廊下を歩くスティーブの後を
走って追いかける。
先の角を曲がった所で
スティーブは勢いよくドアを開けた。
スティ「一体どういうことなんだ！」
スティーブの怒りの矛先は
もちろんニック。
ニック「ちょうど今
君の所へ行こうと思っていたんだ」
私の姿を見つけたニックは
パタパタと手に持った書類を振る。
貴「いえ、あの、そのことなんだけれど…」
スティ「まだ経験を積んでいないエマを
ヒドラ相手に派遣するのは
おかしいんじゃないか⁉」
私の言葉を食い気味に遮ったスティーブを
横目で睨む。
ニック「ここの企業でのチャンスはラストだ。
だから押さえておきたい。しかし、今
戦力がキャプテンとウィドウしかない」
マキシモフ兄妹は…と言いかけたのを
ニックは感じたようだ。
ニック「あの双子は、自己主張が強い。
まだ連携は無理だろう。そこで
ディフェンターのエマを選んだんだ」
スティ「なら、ナターシャとの二人だけで…」
ニック「二人だけでは駄目だ。この任務は
1人が社長と直接接触し、その警護に2人は必要だ」
よくわからないけれど私も行く必要があるみたい。
明日の夜の事なのに今からどきどきしてきた。
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8824(プロフ) - もう何年か前の作品でしたがとても面白かったです！いつかまた主様が占ツクに戻ってきた時続きを書いてくれると嬉しいです！ (11月19日 23時) (
レス) @page16 id: ff2d44cc80 (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - 太郎さん» ありがとうございます！ (2019年6月30日 16時) (レス) id: 16b8756f31 (このIDを非表示/違反報告)
太郎 - 更新楽しみにしています (2019年6月19日 0時) (レス) id: 15ed4f4dec (このIDを非表示/違反報告)
太郎 - 更新楽しみにしています (2019年6月19日 0時) (レス) id: 15ed4f4dec (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - Kaede.0807さん» ありがとうございます！ (2019年6月5日 1時) (レス) id: 16b8756f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃん | 作成日時：2015年10月19日 15時
