あの人は… ページ38
あ「エースっ…」
エ「一つ聞いて良いか?」
あ「うんっ…」
エ「町にいつも決まった曜日に行くけど…何しに行ってるんだ?もう隠し事はするなよ?」
あ「薬っ…病気の進行を和らげるものっ…」
エ「その女に会わせてくれないか?」
あ「分かった」
エ「ほい」
あ「え?!」
エースは私に背を向けてしゃがんだ。
つまりおんぶしてくれるっぽい…
あ「良いよ…自分で歩けるよ」
エ「ダメだ!!…俺が許せねェ」
あ「分かったよ…」
私はエースに掴まった。
途端にエースは喋らなくなった。
あ「エース?」
エ「胸…でかくなったか?///」
あ「っ〜///エースのエッちぃぃ!!///」
エ「何だよその反応!!失礼だな!!」
あ「バカ///もう!早く行ってよ〜///」
エ「はいはい…で、町に着いたのは良いけどな…何処だ?」
あ「あの薬屋さんだよ〜」
エ「あそこか…おい、Aに薬をやってる…!!!」
お「あ…」
エ「お前…グレンじゃねーのか?」
あ「グレン…!!本当だ!気が付かなかった!!」
グ「ばれちゃったか…」
あ「グレン…何で名前言ってくれなかったの?」
グ「もう…船長は私に会ってくれないと思ったから…だから名前を隠してでも助けたいと…」
エ「本当に直らないのか?!」
グ「私の力ではね…ただ、あの頂上戦争で船長は奇跡的に助かったでしょ?」
あ「うん」
グ「助けてくれた人に会えばあるいは…」
あ「ローに?」
エ「あいつか…確かにその方が良いな…」
グ「丁度この島の南に位置する海岸にいるみたいよ…行くと良いわ」
あ「うん!ありがとう!エース行こ!」
エ「そうだな!!」
グ「あ、そうそう…ジュエリーボニーも一緒にいるみたいよ」
あ「ボニーも?!」
グ「ええ…だからこそ…心配なのよね」
あ「え?…まあいいや!エース!早く連れてって」
エ「おう!じゃあまた寄るな〜」
私はエースにおんぶされながら南の海岸に向かった。
南の海岸には確かに2隻の船が停泊していた。
あ「ロー…ロー!!いたぁぁぁ!!」
エ「あ!おいA!走んな!!」
私はエースの背中から下りてローの元にまっしぐらで走った。
あ「ロー!」
ロ「A?!何でここに…」
あ「色々あってね〜!!」
ロ「ふ〜ん…いい女になったんだなぁ…」
あ「え?!///」
ローが変!!
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へいジャン大好きまん - 続きが読みたいです! 更新頑張ってください!! (2016年2月20日 22時) (レス) id: f155e392ba (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ - 続き書いてください この小説さいこーーー (2015年6月4日 9時) (レス) id: 36c2c91899 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 続き書いて~!!! (2014年8月10日 19時) (レス) id: 85d49b05e3 (このIDを非表示/違反報告)
水水 - 続き書いてください(*^_^*)この小説おもしろすぎ〜〜!!!!!!! (2014年3月27日 16時) (レス) id: 437e084f69 (このIDを非表示/違反報告)
亜神時(プロフ) - リンヨさん» 良いですよ!こちらこそお願いします! (2013年4月13日 15時) (レス) id: 42415a0cfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜神時 | 作者ホームページ:http://id2.fm-p.jp/653/krbo/
作成日時:2012年8月17日 10時