アイドルやってた幼なじみとの未来の話【角名倫太郎】 (ページ5)

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you side

メ「またAちゃんのメイクできるなんて嬉しいー！

…で、あそこの高身長イケメンが噂の彼？」

『あ！倫くんはだめですよ！』

メ「ふふ、幸せそうでよかったわ！」

昔から仲の良かったメイクさん
お話好きで姉のような存在

菜美と少し似てるんだよな…

倫くんはマネージャーの曜さんとお話し中

メ「私は応援してるからね！」

ここにも味方がいると思うと嬉しくなる

メ「はい、OK！
今日も世界一可愛いわよ！」

メイクが終わるといつも言ってくれるセリフ
気合入るんだよね！

角「アイドルのA、めちゃくちゃ久しぶり」

『なんか恥ずかしいね…』

今日の衣装は比較的シンプルなものだけど
"アイドル"としての"椎菜A"は
約2年ぶりだからな…

角「一緒に写真撮ろう？」

『うん！』

倫くんは優しく私の肩を抱くと写真を撮る

角「あとであいつらに自慢しよっと」

『侑くんと菜美はすぐに、連絡してきそうだね！』

今日の放送を見てくれるだろう友人を思うと
思わず笑ってしまう

メ「いいわねー、青春」

マ「こんなに幸せそうな姿見せられたら
応援するしかできないんですよね？」

…2人のこと忘れてた

『り、倫くん！私そろそろ行くね！』

角「そっか、頑張ってね？
ちゃんと、近くで見てるから」

恥ずかしくなってまだ少し時間があるのに
楽屋を出てきてしまった

でも倫くんが優しく微笑んで送り出してくれた

『倫くんのかっこよさが心臓に悪い…』

マ「付き合いだして1年以上経つけど
相変わらず…というか前より甘いわね、角名くん』

曜さんと2人楽屋を出て話をする

あ、倫くんはメイクさんと一緒に
スタジオでみててくれるよ！

マ「Aの幸せのためなら私も頑張るわ！」

頼もしい私のマネージャー

『私も応えられるように頑張ります！』