アイドルやってた幼なじみとの未来の話【角名倫太郎】 (ページ15)

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古「それじゃあ、かんぱーい！」

『かんぱーい！』

角「…かんぱーい」

ほんとに3人で飯食いにきたよ
…Aは俺の隣に座らせたよ、もちろん

古「2人って幼なじみなんだよね？

いつ頃から好きだったの、角名くん」

角「え？出会った時からに決まってんじゃん」

当たり前のこと聞くなよ

古「…ベタ惚れだねー」

『り、倫くん！』

古森は笑ってるし、Aは恥ずかしがってる

当たり前のこと言っただけなのに…
あ、このからあげ美味しい

初めて会ったときには本当に天使かと思った

白い肌に大きな瞳
柔らかそうな髪は風に吹かれ揺れる
甘い香りを乗せて

一目惚れしないほうがおかしいだろ

古「なんか2人って応援したくなっちゃうね！
ちゃんと幸せにしてもらってね、Aちゃん」

『はい、ありがとうございます！古森さん』

応援するって言ってくれたし
勝手に名前呼びしてることは許そう

それから3人で話をしながら食事をして
明日仕事があるAを滞在先のホテルに送る

『送ってくれてありがとう！
明日も仕事終わったら応援に行くからね！』

今日は楽しかったのか、終始笑顔のAに
つられて俺も笑ってしまう

角「明日の仕事、生放送だったよね？
俺も観れる時間だからちゃんとみるね」

『やった！倫くんが観ててくれるなら
より気合い入れなきゃね！』

お互いがお互いの励みになってる
Aがいるから頑張れるんだよ、俺は