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至さんに連れられて
いろいろと手続きをしてまわった
『保険適用みたいです！
よかったー、これでお父さんとお母さんに
お金返せます！』
至さんが連絡をしてくれた時に
両親が色々必要だからとお金を送ってくれてて
申し訳なかったんだよね…
至「Aの律儀なとこ、いいと思うよ？
でも甘える時は甘えていいんだよ…
俺には特に、ね？」
至さんは私を甘やかす
言葉で行動で、全身全霊で
愛を伝えてくれる
そんな至さんに最初は戸惑ったし
上手く応えられなかった
でもそんな私のペースに合わせてくれる
『至さん、いつもありがとうございます
…大好きです！』
だから私も私なりのペースで
至さんに返していく
至「ちょ、待って！急にとか…
あぁ、録画したかった…ねぇ、もう一回言って？」
スマホを向けながら真顔で
そんなこと言うから恥ずかしくなってしまった
『も、もう言いません！』
至「照れちゃってかわいい…
さぁ、次は買い物行こうか？
必要なものたくさんあるしね？」
意地悪な至さんは私の手を取り
車へとエスコートしてくれる
…至さんにはまだまだ敵わないな
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作者名：しゃな | 作成日時：2021年1月27日 10時
