茅ヶ崎至の彼女の話【A3!】 (ページ48)

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至side

『ただいま帰りましたー！』

ほんとは帰りたくなかったけど
夕方には寮に帰ってきた

監督「おかえりなさーい！」

万里「やっと帰ってきた！」

太一「おかえりなさいっす！」

『今日からはまたご飯作りますね！

そうだ！皆さんにお土産たくさん買ってきました！』

Aが両手いっぱいのお土産を掲げると
みんな嬉しそうにAを囲む

咲也「どれも美味しそうですね！」

九門「食べてもいい！？」

『もちろんいいよ！』

お土産には温泉饅頭にご当地のお菓子

『いづみさんと千景さんには
スパイスです！なんかご当地のもので
珍しいやつみたいですよ！』

監督「やった！」

千景「はじめてみるやつだね、ありがとう」

そのスパイス見つけた時
絶対2人にあげるって嬉しそうにしてたもんね

喜んでもらえてよかったね

幸「あ！浴衣可愛い！」

『旅館の近くでね、貸浴衣のお店あったの！』

紬「ほんとだ、素敵だね」

今はAを囲んで写真をみんなで
見てるらしい

椋「わぁ！お二人並ぶと
本当にお姫様と王子様みたいですね！」

…うん、そうでしょ

でも、そろそろ我慢の限界

至「じゃあ、お姫様はもらっていくね？」

『え！？至さん？』

みんなの輪の中に入っていき
Aを抱き上げ部屋に連れ去る

『…どうかしたんですか？』

至「さっきまで俺だけのAだったのに
みんなにとられて寂しかったって言ったら

Aは引く？」

『そんなことないです！

ふふっ、至さん可愛い』

ほんとこの子には敵わないな