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至side
会社に着くと外面全開で対応
千景「茅ヶ崎って彼女の前だと
あんなに変わるんだな」
エレベーターで先輩と2人になると
そう言われた
至「そりゃあやっとの思いで
手に入れた俺だけの天使ですから」
出会った頃から好きだったんだ
＿＿＿＿＿＿＿
初めて会ったのは実は街中ですれ違った
ほんとそれだけだった
それでも可憐な姿が頭から離れなかった
そんな中同期に合コンに誘われた
普段なら断ってたけど…
同期「この子来るんだよ！
今回マジレベル高いから！」
そう言って見せられたのは街ですれ違った
あの子だった
改めて見るとやっぱり可愛いな…
また会えるならと今回は合コンに行くことにした
『初めまして、佐伯Aです。
葉星大学の3年、経済学部です』
大学生だったんだ、とか
近くで見ると改めて可愛いなぁ、とか…
合コンが進むにつれ彼女の周りには同期たち
はぁ、俺だって話したいのに…
つまらなさからスマホに伸びる手
こっそりとソシャゲをひらく
『あ、これ私もやってるんです！
友達に勧められてはじめたんですけど
なかなかうまく進まなくて…』
柔らかな声に顔をあげるとそこには彼女がいて
いつの間にか俺の隣に座っていた
横顔も可愛いし、俺の手元見ながら楽しそうに
笑ってるのも可愛いし…
髪を耳にかける仕草やふわっと香る
甘い香りに心臓が高鳴る
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作者名：しゃな | 作成日時：2021年1月27日 10時
