夏服事件 ページ22
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A「ひぃ.......」
自動ドアをくぐれば、
熱を帯びた外気から、人工的な寒さに変わる。
いい時代になったものだと更衣室に向かい、
やっと支給された夏服に着替えた
冬服はワンピースだったけど、夏は薄紫の千鳥格子のタイトスカート。
上はシフォンスリーブの白い半袖ブラウス。
首には白いリボン。
A「うん、かわいい制服.......だけど.......
あれ、あれー....?」
心なしかスカートが短いような.......
入社から太りも痩せもしてないし、
こういうデザインってことでいいのかな?
A「.......っと、じかんじかん!」
必要なものを詰めたポシェットを持ち、
短いタイトスカートから伸びた足を早めに動かした
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A「そっか、ブースあるから短くても見えないな。」
短めのスカートは人目には触れず、
いつも通り朝がすぎていく。
と、そこへ見知った男の子が。
慧人「おはようございます!」
A「おはよう!珍しいね、朝会えるの。」
慧人「なんか俺がここ通る時だけいっつもAさんいないんですよね〜なんでだろ」
軽く首元をかくおとぼけ少年は、
FANTASTICSのパフォーマー 木村慧人くん。
年下って可愛いなあ と思いながら見ていると、
ずいっ と受け付けブースへ近づいてきた。
慧人「で!今日なんかスタジオ違うとこみたいで..... 俺行ったことないしここ広いし場所わからないので、案内お願いしていいですか??」
A「そうなの?わかった!スタジオなんて名前かわかる?」
慧人「えっーーと、んー、Eとか、Fとか、どこだっけ..」
A「それだめじゃん (笑) とりあえずE〜Hのスタジオがある階行こうか。」
慧人「すみません (笑) 」
おっきい弟が出来たみたいにほわほわした気持ちでブースを出ると
は ? という素っ頓狂な声と共に突然手を引かれた。
そして元いたブースの中になぜか慧人くんも一緒に入りこみ、外からは見えない台の下へ押し込めるようにして、
2人でそこにしゃがみこんだ。
A「え、な、なになになに」
慧人「....ばか なんですか?」
A「えっ」
そういった言葉の割には、少し顔を赤らめて目を逸らしてくる慧人くん。
そして はあ、 とため息をついた彼は
おもむろに自分の羽織っていたブラウスを脱ぎ出した。
慧人「あんま、動かないでくださいね。」
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ゆらら(プロフ) - しゃんさん» Googleで調べたら見れました(*´-`)手間かけましたほんとすみませんありがとうございます^_^( ; ; ) (2019年10月26日 15時) (レス) id: 2a1bcd5b7e (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - もえ(o´艸`)さん» そうなんですか!?もしかしたら年齢的な問題かもしれないですね(--;) せっかく探していただいたのにすみません! (2019年10月26日 15時) (レス) id: e3c41d6683 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(o´艸`)(プロフ) - コピーしても出てこないときはどうすればいいですか? (2019年10月26日 14時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - もえ(o´艸`)さん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/syan1syan4/?fcnew=1 1度これをコピーしてみてください!! (2019年10月26日 14時) (レス) id: e3c41d6683 (このIDを非表示/違反報告)
しゃん(プロフ) - ゆららさん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/syan1syan4/?fcnew=1 どうですかね!? (2019年10月26日 14時) (レス) id: e3c41d6683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃん | 作成日時:2019年2月15日 7時