Amazing Girl PROJECT

まこちゃんが寝るときは。 ページ33

※寮生活設定

慎くんの寝巻きに感動した勢いで←

⋮


A「おはようございまぁぁ.....ふ」


陣「語尾あくびになっとるで (笑) 」




力也「あと1、2、3、.......あ、まこちゃん起こさないと。」


陣「確か今日撮影や〜て言うてましたもんね」


陸「大変だねまこちゃん。」





力也「あ、A。」


A「ふぁい」


力也「ご飯食べる前についでに起こしてきてもらっていい？」


A「.......ふぁい」


壱馬「まこ寝起き悪ぃから気つけろよ。
それかついてこーか？ 」


A「2人で勝手にイチャイチャはじめそうなんで一人で行きます....。」




⋮
⋮



ｺﾝｺﾝ



A「まこつ〜、入るよ？」




まこつがいる合部屋に入るのは初めてじゃない。

さすが整頓されてんなー....




A「おーい、まこつ」




掛け布団からひょっこり頭を出す彼に呼びかける。
が、もぞもぞしてそのまま寝てしまった。

最近伸びてきたストレートの前髪を分けると、
閉じたふたつの瞼が見えた。




A「ほら、撮影でしょ〜？
まこちゃーん」


慎「.......」



A「まこまこ〜」



慎「.......」



A「まこちゅ〜」



慎「.......」



A「まこと。」







慎「.......それ、好き」




A「あいたたた」






突然言葉を発したと思えば、馬鹿力で無理やり布団の中に引き込まれた。

硬い胸板に若干帯びた熱は、どうしても心地いいと思ってしまう。





慎「.......おはよう」


A「ねぇ私まで寝たらどうすんの。」


慎「もういっかい慎って呼んでくれたら離してあげてもいい。」


A「え？まこと。」


慎「まあ離さないけど。」


A「なんだお前」






ふと感じた足元に感じる人肌。

おずおずと下に目線を移してみると、
大きめのTシャツから白い生足が伸びていた。




慎「なに、この前生放送で言ってたでしょ。
てか俺の寝起きなんか何回も見たことあんじゃん。」



A「いやこんな近くで生足を感じたことは.....
こんなえろい格好で寝ちゃダメだよ。」



慎「人の事言えないじゃん。Aも下着の上からでかいパーカー着るだけでしょ？」



A「だ、だってお下がりでよく貰うから.....」



慎「男子寮でよくそんなことできるわ。
そんな破廉恥な子は離しませ〜ん」





足を絡みつけてより一層抱きすくめられる。


いつもよりドキドキしてしまうのは、
この人が1番破廉恥な格好して寝てるから。


⋮

樹さんとイケメンの話→←夏の魔法たち。3 ＆Twitterの反応まとめ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す