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夏の魔法たち。 ページ30




壱馬「手。」


A「え?て、手....」


壱馬「.....上書き。」



長めに甲にキスを落とし、片方の後れ毛をわざと耳に触るようにかける




壱馬「.....ほら、俺しか見えないでしょ?」








北人「金髪、かっこいい?」


A「え、あ、はい!私北人さんの金髪オールバックすきです」


北人「.............俺も。
このぴょんぴょんしたやつすげー好き。」



右サイドの髪束を持ち、ゆっくり、愛おしそうにキスを落とした。



北人「王子様は1人で充分。そうでしょ?」







陸「ちょっと前向いてくれる?」



A「は、い....」



陸「....ん」



後ろから逞しい腕が伸びてきて、華奢な肩周りに絡みついた。




陸「ねぇ、大好き。」










昂秀「一瞬目閉じて。」


A「う、うん」


昂秀「.......」



鼻と鼻がぶつかるところまで顔を近づけ、
閉じた目を見て軽く微笑む



昂秀「ずっとそうしてれば、最後に映ったのは俺になれんのに。」










慎「指出して。」


A「こ、こう?」


慎「ん。.....動かないで。」



自分の小指につけていた指輪を外し、そっとくすり指にはめる。
そのまま両手で掌を包み込んだ。




慎「これでほかの男に手を握られる時も、ほかの男の何かを触る時も、
イヤでも俺のこと思い出すね。」









龍「さっき、王子様に触られてドキドキした?」


A「えっ!そ、そりゃあ.....まあ、多少は.......」


龍「そっか.......ねぇ。」



片膝を立ててしゃがみ、大きな手を差し出す。




龍「俺じゃ、だめ?」








拓磨「Aはさ、」


A「ん?」


拓磨「ほぼ初対面でも、ああいう顔向けんの?」



両手で頬を包み込み、少し困ったように笑う。




拓磨「.......だめじゃん。そんな可愛い顔されたら誰でも虜になるよ。」









(→)

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おしお - 面白くて一気に読んじゃいました!続きが見たいです!更新してほしいです! (2020年6月5日 9時) (レス) id: 9ab6e33145 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - STAY HOMEで久々に読み返してたら、続きが読みたくなりました! 更新してほしいです〜!! (2020年5月8日 14時) (レス) id: f640fa464a (このIDを非表示/違反報告)
ひな - はじめまして!すごくすごく面白くてあっという間に読み進めてました!これからも楽しみにしています!応援してますっ! (2019年12月21日 1時) (レス) id: a756f2870a (このIDを非表示/違反報告)
やなぎ(プロフ) - 週刊誌の見出しのネーミングセンスに声出して笑いました (2019年11月4日 20時) (レス) id: 9fa79fa5ce (このIDを非表示/違反報告)
s!ma(プロフ) - ラブホテルで愛の武者修行と男性ファンにTHROW YA FISTとかネーミングセンス高すぎて吹きましたwwwwwww最高です(笑)毎回すてきなお話で更新とても楽しみにしています! (2019年11月4日 14時) (レス) id: 457760168e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃん | 作成日時:2019年2月11日 0時

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