「その時 1-1」ジャミル夢（異世界帰還方法捏造）（リク感謝です！） ページ15
そこら辺にあるような道路の曲がり道を通ったかの如く、私はこの異世界に辿り着いた。
だから、帰ろうと思うのなら、その曲道を再度通るだけで良い。
元の世界への道筋なんて、そんな単純な話なのだと気付いたのはついさっき。
学園長からの朗報を受けてからだった。
「え？元の世界に変える方法が見つかった？しかもいつでも帰れる？」
世紀の発見と言わんばかりにはしゃぐその大人を横目に、
歯を磨きながら適当に返事をする。
「どうしてもっと喜ばないんですか！」
と羽を散らしながら怒ってる姿を見て思ったのは
「(掃除面倒だな)」
といった不満の一声のみだった。
だって、そうだろう。
いきなり連れてこられて漸く馴染んだと思ったら、やっぱり帰っていいよ、だなんて勝手が過ぎる。
異世界で新たに築かれた来た私の生活というものがあるのだ。
グリムのことだってあるし、エーデュースコンビニも何といったらいいか。
それに第一に、
「(私、彼氏いるんだよねぇ)」
別に結婚等考えている訳では無いが、こんな引き裂かれるような別れ、果たして納得してくれるだろうか。
ペッと水を吐き出す。
「はぁ…」
同時に大きなため息が出てきた。
「言うしかないよねぇ」
取り合えず関わってきた人達と猫１匹にこの事情を話さなくては。
「グリムー！グリムー？」
大声で名前を呼んでも返事は無い。
さっきまで起きていたのに、また寝てしまったのだろうか？
遅刻したらどうしてくれようか、
また新たな悩みの種が増えてしまったので、私は頭を抑えながら軋む階段を昇って行った。
…
はっきり言って今日は散々な１日となった。
どうやら学園長との会話をグリムは盗み聞きしていたらしく、
まずはエース達のハーツラビュル寮に
『俺様、Aに捨てられるかもなんだゾ！』と泣きながら駆け込んだらしい。
そうすると、後はもうあれよあれよと噂が広がっていき、
私が教室に付いた時にはもう全生徒全員が、
色々と尾ひれのついた状態で私の帰還を知っているといった状況になっていた。
「おい、まだ帰るなよ！」
「流石にさぁ、このタイミングは早すぎるんじゃない？」
「か、帰っちゃうの？それは寂しいかな」
「おい！流石に急すぎるぞ」
「人間！帰るにしても若様に一言告げてから帰れ！！」
「ふな〜〜！俺様を見捨てるなんて、酷いんだゾ！」
と、文字にするだけでも煩い言葉の矢が飛んできたかと思えば、
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天狐 - リクエスト失礼します、好きな人の為なら何でもするヤンデレリリアをお願いします。 (2020年9月1日 15時) (
レス) id: b3e855f7f6 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫さん。 - リクエスト失礼します！ジャミルお相手で恋人設定でヤンデレジャミルのユニーク魔法に見事にはめられてしまった夢主ちゃんをお願いします！これからも疲れない程度に頑張ってください！ユニーク魔法大丈夫でしたかね…？ (2020年7月6日 20時) (レス) id: 8f1de045bc (このIDを非表示/違反報告)
☆アスカ☆(プロフ) - こんばんは！リクエストします。リドル相手で、恋人設定で、依存&ヤンデレ系をお願いします_(._.)_ (2020年5月13日 21時) (レス) id: bf7dd3bfe3 (このIDを非表示/違反報告)
虹野原 - このシリーズホント好きです!!これからも応援させていただきます! (2020年4月30日 20時) (レス) id: b53373c841 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - リクエスト失礼します 夢主に一目惚れして告白してフラれ、段々と病んでいってしまうリリア君をお願いします (2020年4月25日 23時) (レス) id: b3e855f7f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ていていて | 作成日時：2020年4月24日 0時
