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Sha「なあ、ちょっと聞きたいんだけど」
オオカミ「なんだ？」
Sha「俺の部屋のベッドの下にある×印、あれヒントだったりすんの？」
唐突にシャークんが”オオカミさま”に尋ねる。
オオカミ「・・・・」
Kn「それ、俺も見つけた。台所の戸棚の中」
Sm「きんときも？俺は風呂場のバスタブの中で見つけた。洗面器で隠されているように見えたけど」
A「私の部屋のクローゼットの中にもあったはず」
傷とも言えるあれは、確かに×印だった。
Kr「え、Aの部屋ってクローゼットあんの？」
A「え、皆の部屋にはないの？」
「「「ない」」」
そういえば、Broooockの部屋にはピアノとベッドと机くらいしかなかった気がする。
Na「俺の部屋にもある。机の下」
Kr「この本の間のストーブの中にもあるよね」
きりやんの言葉に、皆の視線がストーブにいく。
煌々と燃え上がるストーブの中を、一体いつ調べたっていうんだ。
ベッドの下。
台所の戸棚の中。
風呂場のバスタブの中。洗面器で隠されていた。
クローゼットの中。
机の下。
ストーブの中。
ん…？
A「んん…？」
Br「Aちゃん、どうしたの？」
A「なんか、ここまで出てるんだけど…
駄目だ、何か引っかかってるけど出てこない」
胸に引っかかりを覚えながら、それを思い出すことは出来なかった。
オオカミ「君達、聞いてばかりいないで少しは考えろ。
私はヒントを少しずつ出している。もう一度一から、考えるんだ」
”オオカミさま”が消え、その場は静寂に包まれる。
Na「…記憶が消えるなら俺…願いの鍵なんて要らない」
共同戦線に、亀裂が入る音がした。
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和日(プロフ) - アイビーさん» アイビー様、コメントありがとうございます。ワイテルズに興味を持っていただけて光栄です。作品の行く先を見守っていただければと思います。 (2023年2月2日 21時) (
レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 丸餅焼き林檎さん» 丸餅焼き林檎様、コメントありがとうございます。かがみの孤城が好きな方に楽しんで頂けて光栄です。完結まで定期的に更新予定なので、ご期待頂ければと思います。 (2023年2月2日 20時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
アイビー - かがみの孤城は前から見ていたけど、ワイテルズもこの作品でもっと好きになりました！ (2023年2月2日 20時) (レス) @page35 id: c6900beb80 (このIDを非表示/違反報告)
丸餅焼き林檎 - コメント失礼します。元々の小説かがみの孤城がとても好きで何回も読み返してる時期もあったんですよ…なので好きな実況者様でかがみの孤城パロはとてもありがたいです…！是非体調などにも気をつけて更新頑張ってほしいです、応援してます。 (2023年2月2日 18時) (レス) @page34 id: 3de321a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 夜月さん» 夜月様、コメントありがとうございます。私もかがみの孤城に衝撃を受けてこのパロを書き始めました。楽しんでいただけると幸いです。 (2023年2月1日 15時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和日 | 作成日時：2023年1月27日 18時
