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結局、あちこち探しても願いの鍵を見つけることは出来なかった。
Na「ないんじゃね？実は」
Br「そんなことないと思うけどなあ…」
Nakamuの疑問に、Broooockが否定の形で返す。
本当に、くまなく探した、はずだ。
Sha「あと探してないところなんてないだろ」
Kn「台所の戸棚の中まで見たからなあ…あ、台所の戸棚といえば…」
オオカミ「いやに精力的じゃないか、君達」
きんときの言葉を遮るようにして、”オオカミさま”が現れ言った。
A「”オオカミさま”！」
Sm「何だよ、今更共同戦線は駄目って言うんじゃないだろうな」
オオカミ「まさか！協力とは美しいものだ、存分にやってくれたまえ。
ただ、一つ言い忘れたことがあってな」
Kr「言い忘れたこと…？」
”オオカミさま”が一人ひとりの顔を見る。
そして言った。
オオカミ「願いの鍵が使用された願いが叶った時点で、君達の城での記憶は消える」
「「「えっ！？」」」
皆の声が揃った。
Na「それ、どういうこと？」
オオカミ「どういうことも何も、そのままの意味だ。
願いの鍵を使うと城での記憶は消える。使わないなら記憶はそのままだ」
Kn「そんなのって…」
きんときが言葉を失う。気持ちは分かる。
そんなのって、ありか。
オオカミ「最も、君達に見つけられるかは疑問だがな。
全く、”赤ずきんちゃん”達が実は、狼なんじゃないかと思ってしまうよ」
私達が狼？狼なのは”オオカミさま”じゃないか。
少しその言葉が胸に引っかかる。
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評価をいただくことがとても大変で驚愕しています。
感謝するとともに、先人の赤星の作品に恐れおののいています。
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和日(プロフ) - アイビーさん» アイビー様、コメントありがとうございます。ワイテルズに興味を持っていただけて光栄です。作品の行く先を見守っていただければと思います。 (2023年2月2日 21時) (
レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 丸餅焼き林檎さん» 丸餅焼き林檎様、コメントありがとうございます。かがみの孤城が好きな方に楽しんで頂けて光栄です。完結まで定期的に更新予定なので、ご期待頂ければと思います。 (2023年2月2日 20時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
アイビー - かがみの孤城は前から見ていたけど、ワイテルズもこの作品でもっと好きになりました！ (2023年2月2日 20時) (レス) @page35 id: c6900beb80 (このIDを非表示/違反報告)
丸餅焼き林檎 - コメント失礼します。元々の小説かがみの孤城がとても好きで何回も読み返してる時期もあったんですよ…なので好きな実況者様でかがみの孤城パロはとてもありがたいです…！是非体調などにも気をつけて更新頑張ってほしいです、応援してます。 (2023年2月2日 18時) (レス) @page34 id: 3de321a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 夜月さん» 夜月様、コメントありがとうございます。私もかがみの孤城に衝撃を受けてこのパロを書き始めました。楽しんでいただけると幸いです。 (2023年2月1日 15時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和日 | 作成日時：2023年1月27日 18時
