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「来たな」
A「っえ」
そこには狼がいた…ー
否、狼面を被った女の子がいた。
6、7歳くらいだろうか、リアリティ溢れる狼の面を被っていて、服はビスクドールが着ていそうなアンティーク調のフリルやレースがついたドレスを着ていた。
そこでじゅうぶん、現実味がない。
そう、ここはおよそ、現実ではなかった。
ラピスラズリのような青の床に、真っ白な壁。
壁には大時計がかかっていて、振り子が揺れている。
背後の壁には7つの姿見があり、そのどれもが虹色に光り輝いていた。
こんなところ、知らない。
「おい、起きたのか？」
A「っ…ここは」
私の問いに答えることなく、狼面の少女は言う。
「ようこそ、能登Aさん！あなたは選ばれし人だ！」
A「はい…？」
「これから君にはこの城の中にある、願いの鍵を探し出す権利をあげよう。
その願いの鍵は言葉通り、願いをなんでも一つ叶えてくれる」
願いを、なんでも
その言葉に私は肩を揺らした。
叶えたい願いなんて、いくらでも出てきたからだ。
A「それ、本当？」
「本当だとも」
こんな奇妙な少女の言うことなんて信じられない。
信じられるわけない、けれど私はその可能性に賭けたかった。
A「分かった」
「おやすんなり。君が一番話を分かってくれたよ」
少女の言うことに少し引っかかった。
A「君が、一番…？」
「案内する」
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和日(プロフ) - アイビーさん» アイビー様、コメントありがとうございます。ワイテルズに興味を持っていただけて光栄です。作品の行く先を見守っていただければと思います。 (2023年2月2日 21時) (
レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 丸餅焼き林檎さん» 丸餅焼き林檎様、コメントありがとうございます。かがみの孤城が好きな方に楽しんで頂けて光栄です。完結まで定期的に更新予定なので、ご期待頂ければと思います。 (2023年2月2日 20時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
アイビー - かがみの孤城は前から見ていたけど、ワイテルズもこの作品でもっと好きになりました！ (2023年2月2日 20時) (レス) @page35 id: c6900beb80 (このIDを非表示/違反報告)
丸餅焼き林檎 - コメント失礼します。元々の小説かがみの孤城がとても好きで何回も読み返してる時期もあったんですよ…なので好きな実況者様でかがみの孤城パロはとてもありがたいです…！是非体調などにも気をつけて更新頑張ってほしいです、応援してます。 (2023年2月2日 18時) (レス) @page34 id: 3de321a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
和日(プロフ) - 夜月さん» 夜月様、コメントありがとうございます。私もかがみの孤城に衝撃を受けてこのパロを書き始めました。楽しんでいただけると幸いです。 (2023年2月1日 15時) (レス) id: 5502199b9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和日 | 作成日時：2023年1月27日 18時
