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薮「え、今日?」
伊「うん、俺の家来ない?うまい白米があるよ!」
やっと仕事が終わって、光のとこに帰ろうって思ってたら、このお誘い。嬉しいけど、流石に今日も光を1人にはできない。
薮「ごめん、今日は帰るわ〜」
そう断ると、伊野尾はあからさまに傷ついた顔をする。それでも何も言わないのは気を使ってなのか、優しさか。
俺はまた今度誘って、と一言残し、楽屋を後にした。
朝は降っていなかったのに、急に降り出した大雨が俺の傘に当たり、軽快なリズムを刻む。
家に帰ったら光とゆっくりしようと、いつもより急いで家向かった。
薮「ただいま〜…ひかる!?」
だけど…、家に帰っても「おかえり」って言葉はなくて。
そこには玄関で倒れた光がいた。
薮「光?どうした?大丈夫か?びしょびしょじゃん、タオル持ってくる」
傘もささずに帰って来たのか、髪も服も濡れていて、俺は丁寧にタオルで拭いてやる。頭では焦っているのに行動はなんとも落ち着いている。
光を座らせ、顔を覗くと頬が赤くなっていて、風邪をひいたのかと働かない頭の中で考えた。
光「や…、やだ、そばに…いてっ、」
光の意識はここにあるのか。うっすらと目を開いた光が弱々しく呟いた。
瞬きをすると一筋涙が溢れ、俺はそんな光を強く強く抱きしめた。
少しでも安心できますように。
薮「そばにいるよ、離れたりなんかしないから、不安にさせてごめんな、光、大丈夫」
光の背中をポンポンと優しく叩く。
俺の気持ちがちゃんと届きますように_____
更新頑張りますよ( ˶˙º̬˙˶ )୨⚑"
もうそろそろこのひかさんとやぶさんのすれ違うお話はクライマックスです!
でも、この設定での話は続きますからねー!!
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作者名:れもん。 | 作成日時:2018年5月27日 17時