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完璧すぎる人 ページ3

「さすが、ユン君だね。君の考案で進めていこう」

『恐縮です。それでは、次回の会議までに具体的な宣伝方法を立案して参ります』

「楽しみにしている」



会議も終わりそれぞれが会議室を出ていく中、尚も思い出させるあの人の言葉。


聞きたいことは沢山あったけど、年下相手になぜどうしてなんて言って引き止めるのは私のイメージに合わない。


でも気になる。



『はぁ…』

「あれあれ?チーフお疲れですか?」


そこに声をかけてきたのはうちの部署の女の子、ヨナ。


「確か、会議の前は3回目の顔合わせでしたよね?

いかがでした?」


完璧な私が振られたなんて誰も思わないでしょうね。


『ふふ、元から年下には興味がなかったの。向こうから無かったことにして欲しいと言われた時は好都合だったわ。また相手を傷つけるところだったから』

「…あぁ、そうですか…

でも、チーフもいい加減結婚の歳ですよ。
選りすぐりするのもいいですけど、妥協も大事です」

『妥協?私は人生において妥協だけは絶対に許さない。

私の人生に口出す暇があるならさっさとさっきの会議で出た立案書作成しなさい!!』

「お、鬼チーフ!

確かに、チーフは完璧すぎる人ですけど!完璧すぎても男は手を出せないんですよ!少しは相手に足並み揃えなきゃ!」


足並みを揃える…?どういうことかしら…。


『何を言ってるのあの子。ヨンシク、今日はもう帰るわ。疲れたの。』

YS「御意。ご入浴の準備が整っております」

『ありがとう』


荷物を持って会議室を出てすぐ、誰かにぶつかり倒れ込んでしまいそうになるのをヨンシクに支えられた…と思えば、ヨンシクは手を出したままこちらを見ている。

え?じゃあ今私を支えてるのは?


?「申し訳ございません。お怪我はありませんか?」


私の肩を抱いているのはあまりにも白すぎる肌にこれまた綺麗な金髪の青年。


『きれ…い…』

?「え?」


あ、この感じ…2回目だ。
あの年下大学生に感じた想いとよく似てる…

運命の出会い?→←こんなはずじゃ



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しゃけ(プロフ) - みーさん» またまたコメントありがとうございます!ユンギ、かっこいいですよね(><) 最後まで応援ありがとうございました! (2021年3月27日 12時) (レス) id: a4bf069354 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 今日最終章までありがとうございました、ユンギペンなので最後花嫁を奪うかんじかっこよかったですです!楽しく最後まで読ませていただきありがとうございました! (2021年3月27日 2時) (レス) id: be93945979 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - みーさん» ものすごく褒めていただき嬉しい限りです(><) ありがとうございます! (2021年3月25日 23時) (レス) id: a4bf069354 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - めちくちゃ、面白いです!!普通すぎるコメントでごめんなさい。赤星に早くなってもらいたい、赤星レベルの作品なのに! (2021年3月25日 23時) (レス) id: be93945979 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃけ | 作成日時:2021年2月18日 1時

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