意外なところ ページ15
YG side
今晩は帰りがだいぶ遅くなった。
家に着き、鍵を探していれば異様にギシギシと階段の軋む音に柄にもなく驚いた。
音の方を見れば隣のご令嬢の執事、ヨンシクだ。
YG「ども」
一応と挨拶をすれば何故か睨まれる。
こえー。早く入ろ。
しかしドアを掴んだ方の腕を掴まれる。
え、俺死ぬ？
YS「ユンギ殿。ホソク様はご在宅であるか？」
YG「あ、はい…。たぶん、勉強してますよ。最近卒論がどーのって…」
そういえばヨンシクは俺に手に持っていた紙袋を渡してきた。
YS「お嬢様よりホソク様へとのことです。」
YG「あ……はい。渡しておきます」
ヨンシクはそれだけ渡すと階段の方へ向かう。
YG「え、一緒に生活してないんですか？」
YS「つい昨日、追い出されました。この家にいる限り私は一般の女性だから執事はいらない…と。」
YG「へ、へぇ…」
そして車に戻るヨンシク。心配なのか決してその場は離れなかった。
家に入ると寝ているジミナを起こさないためかリビングの電気を消してロウソクの火の中で勉強をしていたホソク。
YG「ほら。隣のご令嬢からプレゼントだってよ」
HS「ん？ああ！Aさん本当にお願いしたの持ってきてくれたんだ！」
YG「お願い？」
HS「前におすそ分け持ってきてくれた時に卒論に困ってるって話したらAさんがレポートとか書く時に使ってた資料くれるって言ってて！」
ホソクが袋から出して見せてくれたのは大量の資料とあいつが書いたであろう論文。
YG「ほとんどA評価…」
誰が見ても完璧な内容だ。
そしてたくさんメモ付箋のついた資料を見る限り相当あいつは勉強している。
ご令嬢のくせに。
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しゃけ(プロフ) - みーさん» またまたコメントありがとうございます！ユンギ、かっこいいですよね(＞＜) 最後まで応援ありがとうございました！ (2021年3月27日 12時) (
レス) id: a4bf069354 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 今日最終章までありがとうございました、ユンギペンなので最後花嫁を奪うかんじかっこよかったですです！楽しく最後まで読ませていただきありがとうございました！ (2021年3月27日 2時) (レス) id: be93945979 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - みーさん» ものすごく褒めていただき嬉しい限りです(＞＜) ありがとうございます！ (2021年3月25日 23時) (レス) id: a4bf069354 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - めちくちゃ、面白いです！！普通すぎるコメントでごめんなさい。赤星に早くなってもらいたい、赤星レベルの作品なのに！ (2021年3月25日 23時) (レス) id: be93945979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃけ | 作成日時：2021年2月18日 1時
