突然の告白 ページ4
あ「付き合って!」
それは、食事終わりに突然の告白だった。
中「はァ?! ...あれか、
一緒にどっか行くとかかァ?」
中也は焦りつつ答える。
あ「んーん、恋愛的な意味。というかー」
中「おおう!な、なんだァ?!」
Aの発言に対して中也は、
ドキドキしながら続きの言葉を待った。
あ「今、答えが欲しい訳じゃないの。
ダメなのは分かってるから。」
中「ん、ん?」
至って真面目なAに対し、
中也の頭の中は?だらけだった。
あ「つまり、さっきの告白は、
これから頑張って振り向かせるからって
言う宣言だよー!」
中「いや、俺はな...?」
あ「だから、答えなくていいって〜」
そのまま、
Aは機嫌良さげに部屋から出ていく。
あ「今からこの事、姐さんにいってくる!」
パタパタと走り去って行くAを見送った後
中也は1人、机に突っ伏した。
中「はァ〜〜〜。」
軽く半泣きになっている。
中「好きなんだよォ..OKなのになァ...」
1人、中也がメソメソしている時、
反対に機嫌の良いAは、
あ「姐さーーーーーーーーーん!!!」
紅葉の部屋に突撃していた。
紅「っ!...なんじゃ、Aか。」
あ「Aだよー!今日は大発表かあるよ。」
紅葉は、勢い良く開いた扉に驚いていたが、
Aの顔を見ると、微笑んだ。
あ「ちゅやさんに告白してきた!」
紅「?!」
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作者名:鮭々 | 作成日時:2020年3月6日 18時