城峰の本性 ページ13
首領がAと中也に用意した部屋は、マンションの一室だった。
キッチン付きのリビング、Aの部屋、中也の部屋の3部屋がある。
Aと中也は、並んで料理をしつつ、情報交換をしていた。
中「A、手前意外にモテるんだなァ。」
あ「そうなの?でも、ちゅやさん程じゃないと思うよ。」
中「あァ?なんかあったのかよ?」
Aは、城峰と話した事を全て話した。
あ「多分、私い'じめられるんじゃないかな?」
Aは、面白い玩具を見つけたかのような、表情をうかべていた。
あ「私が幹部補佐だって知ったら、どんな顔するんだろう?」
中「まァ、なんかあっても手前なら、大丈夫だろうけどな。」
幹部として、想い人として、Aを信用している中也は、ワクワクしているAを少し微笑み、みつめた。
次の日、学校に行くと予想通り、Aは城峰にい'じめられた。
城「ねぇ、ちょっと来なさいよ!」
毎日のように、人目のない場所で暴'行を受ける。
あ(めんどくさいなぁ、痛くはないけど。)
静かにAは、異能力を使う。
そして、痛がっている振りを続ける。
中「...ちっ」
中也は、そんなAを物陰から見ていた。
中(大丈夫っつっても、気分わりィな...)
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作者名:鮭々 | 作成日時:2020年3月6日 18時