『 6 』 ページ7
TH「あ、いたいた。ジョングガ〜!」
連れてこられたのは男子更衣室。
いや、絶対ここ私が来ていい場所じゃない!さっきから視線が痛い!
ガッシリとテヒョン君に掴まれた腕は何度振りほどこうともビクともしなかった。
JK「あ!テヒョンイヒョン!
俺バスケになったんですけどテヒョンイヒョンはなんですか?」
TH「俺カバディ」
JK「1番不人気なやつじゃん。
……誰?」
ジョングク君の目線がテヒョン君から私へ映った瞬間に目の色が変わった。
言うならば、子犬のようなきらきらした目から警戒したようなギラギラした目。
一言も喋ってないのに私は嫌われたのがわかる。
『あの、いきなりごめんなさい。
私、ジョングク君の連絡先が欲しくて…テヒョン君がここまで連れてきてくれたの』
そう伝えた瞬間、ギラギラした目は突き刺すような鋭さにさらに変わった。
JK「あー、そう。ヒョンを利用したって訳?はぁ…あのさ、俺の周りの人間利用してまで俺に近づきたい?
悪いけど、俺女と連絡取る気ないから。」
ジャージに着替えたジョングク君はそう言い捨てて更衣室を出ていった。
TH「ごめん、あいつ人見知りなんだ」
うん。あれは人見知りなんかで片付かないやつ。
年下のはずなのに威圧感がすごくて、怖かった。
TH「ねぇ、あれだったら俺がジョングガの連絡先あげようか?」
そんな提案をしてきたテヒョン君に懸命に首を振って拒否した。
『ジョングク君の、言う通りだよ。こんなの、まるでテヒョン君を利用してるみたいだよね笑
大丈夫。テヒョン君には迷惑かけないように私後でもう一度交渉してみるから!』
TH「A…」
次は、言葉に気をつけよう。
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ちゃんまお(プロフ) - あいりさん» コメントありがとうございます!少しづつですが頑張ります! (2021年10月30日 21時) (レス) id: 573bbc7940 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんまお(プロフ) - ミンチューさん» コメントありがとうございます!課題の合間に更新していきますね! (2021年10月30日 21時) (レス) id: 573bbc7940 (このIDを非表示/違反報告)
あいり(プロフ) - はじめまして。続きが気になります。 (2021年10月30日 17時) (レス) @page36 id: 7c13d4e2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミンチュー(プロフ) - 楽しみにしています!がんばってください!! (2021年10月28日 22時) (レス) @page35 id: 068249313c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんまお(プロフ) - ユウさん» ぎゃあああ!バカがバレてしまいました(T_T)ご指摘ありがとうございます! (2021年10月23日 21時) (レス) id: 573bbc7940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃんまお | 作成日時:2021年10月17日 0時